マルモッタン モネ美術館 Musee Marmottan Monet

ここから持ち出し禁止の『印象・日の出』

• 5.0
• 旅行時期：2014/10（約11年前）

by LUVPinkpinkさん（女性）

パリ クチコミ：5件

美術館が好きで、あちこちの美術館をゆっくり回るのが趣味なのですが
今回の旅のテーマのひとつがモネだったので数年ぶりに再訪しました。
☆が多めなのはそのためです。

ここは地下鉄９号線のLa Muette駅から歩いて７,８分です、
地上に出てくるりと見回すと
「Musee Marmottan Monet Paris」という標識があるので
方向を見失うこともありません。
１６区という閑静な高級住宅地にある公園を横切って行きます。
（この界隈にはギマール建築も点在するので
エントランスや通りの標識を見て歩くのも面白いです）

場所柄だと思いますが、
マルモッタン美術館の入場に行列は経験がありません。、
道から美術館に入るときと
チケットを買ったあともういちど
バッグの中を開いてみせるセキュリティチェックを受けると
そこからすでにマルモッタンの世界観が広がります。

現在はこの美術館の要であるモネの作品を全公開して
『印象派ー日の出』が2015年1月18日まで開催されています。
特に地下の回廊を抜けていくと最後の部屋のぐるりには
「睡蓮」や「薔薇」が多く展示されており、
椅子も設置されているのでゆっくり鑑賞することができるようになっています。

マルモッタンの邸宅のちいさな部屋のひとつひとつにも
モネやルノアール、マネ、シスレー、モリゾー、ピサロ、意外にもゴーギャンが
掲出されています。
ぜひゆっくり足を運んでください。
思いがけないスポットで思いがけない作品に出会うでしょう。

ショップにはモネの作品を中心にあらゆるグッズが展開されています。
営業上手だったモネさんの意向でしょうか、
こどものためのお絵かきグッズやステーショナリー、
彼がインパクトを受けた日本の絵画に描かれていた扇子や
花園がプリントされたお皿やボウル、マグカップ、
バッグなど枚挙に暇がありません。
総じてパリ市内のほかの美術館より値段設定はお財布にやさしめです（笑）
ポストカードは0.1ユーロから。

飲食するスペースがないので帰り道の公園内にあるワゴンで
子供のころを思い出して買い食いするか
(ベンチがたくさんあります）
地下鉄駅のまわりのカフェでゆっくり味わうのも。

多くの時代の多くの作品を見るならルーブルですが、
モネの作品にどっぷり浸るなら
（オランジュリーもいいのですが）
断然マルモッタン美術館だとおもっています。

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  現在開催中『印象派ー日の出』のバナーです

• 

  至るところに標識があります

• 

  エントランスは質素です

クチコミ投稿日:2014/10/08

• 施設の満足度: 5.0
• 観光の所要時間: 半日
• アクセス: 3.0
• コストパフォーマンス: 5.0
• 人混みの少なさ: 5.0
• 展示内容: 5.0