住民が住んでいて、完全修復・一般公開には未だ出来ないようです
- 4.0
- 旅行時期:2014/07(約11年前)
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by entetsuさん(男性)
ソウル クチコミ:553件
ソウル市公式観光情報サイト「Visit Seoul」から簡単に予約したボランティアウォーキングの「慶熙宮・西大門コース」で訪れました。
ここは、韓国で金鉱採掘業者兼記者として活動したアメリカ人アルバート・テイラーが、1923年に建てた赤レンガ造りの洋館につけた名前です。テイラーは、1919年の3・1運動を世界に初めて知らせた人物として知られます。
1941年真珠湾攻撃が発生し、ソウルに外国人追放令が出された際、テイラー夫婦は命令に従わなかったため、テイラーは西大門刑務所に入れられ、妻メアリーはディルクシャでの監禁生活を強いられます。
戦後、テーラーはこの地を去り、この辺りは貧しい人々が住むエリアとなり、残されたディルクシャにも複数の世帯が住み付きます。
それから60年を経た2006年、息子のブルース・テーラーがソウルを訪れたときにこの家を確認しました。
現在でも、ガス計器がいくつもあって10世帯ほどが住んでいると推測されています。
ソウル市では、「文化財指定予定なので速やかに出て行くように」という通告をしているようですが・・・。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/08/25
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