エストニアの暗い歴史を知るには必須
- 4.0
- 旅行時期:2014/06(約12年前)
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by cantorsetさん(男性)
タリン クチコミ:5件
エストニアは第一次大戦後につかの間の独立を達成しましたが,秘密条約により1940年にソ連軍が侵攻し占領しました.主だった政治家,知識層は悲惨な目に遭っています.電撃作戦によりナチスドイツに占領され,その後猛爆を受けてソ連が奪還し編入ということになり,独立国としての運命は絶たれました.約50年間の両国の占領下で人々の生活がどのようなものだったか,おびただしい生活用品や軍用品の展示に圧倒されます.スターリン時代の暗い生活から徐々に明るい兆しが見え,最後に独立を達成するまでをたどれます.また,年配の片野インタビューのビデオが流れています.
圧巻は,ソ連侵攻により亡命を図って小さなボートに乗り組んだという話です.機雷に触れたり難破したりでスウェーデンまでたどり着けなかった人が多かったのです.亡命者のシンボルである大きなスーツケースのオブジェが博物館外にも並んでいます.
今は西欧の様な都市ですが,過去の歴史を知るためには必須です.
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 展示内容:
- 4.5
- ナチス,ソ連の占領を知る展示物とビデオに圧倒
クチコミ投稿日:2014/07/23
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