バンコクを語る上で、なくてはならない存在
- 5.0
- 旅行時期:2012/12(約13年前)
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by ヒリュウさん(男性)
バンコク クチコミ:25件
今でこそ内陸のスクンビットやサイアム地区が発展し、またそちらに宿泊する観光客の方も多いと思いますが、元々バンコクは「東洋のベニス」と呼ばれ、王宮も川の東西に置かれるなど、運河の発達する「水の都」でした。
また、数年前のタイの大洪水の際には、アユタヤ方面まで長く広く続くこの川が氾濫し、大きな被害をもたらしました。
確かに見てみると、川沿いには治水のための堤防が全くありません。
タイ人にとって、恵みも災いも運んでくる存在。
こういった歴史的経緯を踏まえると、その中心であるこのチャオプラヤー川は、バンコクを語る上で、必ず欠かすことのできない文化的要素を持っていると思います。
我々観光客にとって、最も一般的で身近なのは、チャオプラヤー・チャオプラヤー・エクスプレス・ボートでしょう。
王宮地区を観光する際は、この交通手段が便利ですし、どうせならチャオプラヤー川を見物しながら赴くのが、一石二鳥で面白いかと思います。
また、観光名所としては、ワット・アルンからこの川の往来を全体的によく眺めることができます。
この他にも、例えばタクシン橋の麓など、ガイドブックにも載っていないフェリー(渡し船)が各桟橋から無数に走っており、地元住民の足となって活躍しています。
確かに日本の河川のような綺麗さ、美しさはありませんが、そこはアジア。
暑いバンコクにあっては、川面を眺めているだけでも、涼を取ることができます。
ぜひバンコク観光の際には、この川の流れに身を委ね、タイ特有の情緒を感じ取って欲しいと思います。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.5
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 景観:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2014/06/11
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