ハワイで空を飛んだのか?落ちたのか?スカイダイビング!
- 4.0
- 旅行時期:2005/08(約20年前)
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by ふみさん(男性)
ホノルル クチコミ:49件
ちょっと古い話になるが、とても特別なアクティビティであり、この手の体験記が少ないようなので、あえて思い出を掲載してみようと思う。
そもそもに、スカイダイビングというのは子供のころからの夢であった。 しかしながら、日本での実現は難しいという事と、かなりの勇気が必要だと思われる事から、実際に体験する事は無いだろうと思っていたのである。
ハワイ旅行を繰り返すようになってから、タウン誌などで紹介されているスカイダイビングに興味を持った。 ライセンスが無い観光客でも、プロのインストラクターとベルトで繋がった姿勢の『タンデム・スカイダイビング』なら、200ドル程で体験できるというのである。 しかも、さらに200ドル程を払うと、専属のカメラマンによるビデオ動画と写真の撮影までしてくれる。
それまでハワイ旅行の度に妻に懇願しては、涙ながらに反対され続けていたアクティビティなのだが、「もうこれ以上歳をとったら、体力的にも不可能になってしまう!」という、私の最後のお願いに、ようやく妻が折れてくれての実現となった。
ワイキキからディリンハム飛行場にまでは、送迎シャトルで2時間弱。 いざ本番の日となったら、心臓バクバク、膝はガタガタの緊張度MAXであった。
センターオフィスで受付を済ませ、利用規約の説明を受けながら「私の自己責任で行うものであり、もしも死んでも貴社を訴えません。」…ってな内容の書類に、数十か所もサインをし、簡単な実技の練習などを行った。
小型プロペラ機に乗り込むと、機内には座席も無く、筒型のドームの床に並んで‘体育座り’させられて、発進するなり一気に螺旋を描いて急上昇するのである。
上空4000m程の所で飛行機のドアが開き、一人、また一人と機内から消えていく状況に不安を覚えながら、いざ自分がドアの前に立った時には、血の気が引くのが分かった。
「え? おい! 押すな! 押すのは止してくれ! ン・ぎゃぁぁぁxxx~~!」…と一気に空中に放り出されて、もの凄い風圧に気がつけば、そこは大空のど真ん中。 いったい浮かんでいるのか?落ちているのか?飛んでいるのか?分からない世界なのだ。
私は思い切って片手こぶしを前に出し、スーパーマンのポーズで写真を撮ってもらったのである。
パラシュートが開いた時の圧力と、美しく広がった地球のパノラマ風景と、真円のレインボーサークルを見たことが、今もディープインパクトな記憶として心に残っている。
何よりも、証拠の写真とビデオ動画が残っている事で、当時の様子をリアルに見られる、最高の思い出なのである。
なお、もう一度やってみたいと思っているのだが、地上に降り立った時に泣いていた妻が、その後は‘絶対反対’方針を打ち出しているので、どうにもならない現在である。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 2.5
- ワイキキから
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- こう
- スリル:
- 5.0
- 生涯忘れられないほどのディープインパクトであった。
- 施設の快適度:
- 3.5
- 快適
クチコミ投稿日:2014/04/06
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