イゴール・ストラビンスキー広場
- 4.0
- 旅行時期:2014/01(約10年前)
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by konomiさん(女性)
パリ クチコミ:358件
ものすごく斬新な彫刻群と噴水。夏には子供が無邪気に水と遊ぶ光景が見られます。
この彫刻はジャン・ティンゲリー(スイス人)とニキ・ド・サンファル(フランス人)の合作です。
広場の名前に付けられているストラヴィンスキーは数々のバレエ音楽を作曲しました。
中でも「春の祭典」はパリで初演されたものです。
「死ぬまで踊る若い娘を見守る異教の儀式」というコンセプトは極端な賛否両論を浴び、本番は怒号ひしめく大混乱となったそうです。
新しい芸術が生み出される時には否定と非難は避けようもありません。
それに屈することなく創造を続けるアーティストをたたえて、現代芸術の宝庫のポンピドーセンターの横に作られたのがこのストラヴィンスキー広場です。
そういえば、あのピカソでさえ、アヴィニョンの娘たちを公開したとき、あまりの非難の声に、めげそうになったとか・・・。
新しいものを生み出し、認知されるまでには、相当タフな気持ちがないと続けられないのですね。
その後、「春の祭典は」コンテンポラリー・バレエとしてモーリス・ベジャールによって再び日の目を見ることになりましたが、このベジャールの作品は代表作として高い人気を誇っています。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- 景観:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/02/13
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