丘の上に小さな素敵なお城がありました♪
- 4.0
- 旅行時期:2012/11(約13年前)
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by 紅映さん(非公開)
グリュイエール クチコミ:1件
チーズで有名なスイス・フランス語圏の村「グリュイエール」。
チーズのイメージが強い地名ですが、「グリュイエール(Gruyère)」というのは、
丘の上高く聳えるお城の名前に由来しています。
このグリュイエール城は、かつてこの地域を統括していたグリュイエール伯爵が代々城主として君臨し、11世紀から16世紀まで19代に渡り所有されたお城です。
そもそも元々の名前の由来は、その昔アフリカへと南下するグリュ―「鶴」(フランス語)がこの丘に生息していたことから伯爵の名前になったのだといわれます。
それでお城のシンボルマーク(?)はグリュー「鶴」をデザインしたものとなっています。
グリュイエール城の築城は1270年~1282年。城郭構造は「Carre savoyard 式」と呼ばれ、当時よく見られた形式。
住居の部分はルネサンス様式にのっとり、16世紀初頭に改築。
フリブール司法官庁時代の17-18世紀になると内装はバロック様式に改修され、19世紀中頃には当時のロマン派の画家たちが風景画や絵画で内部を飾り、お城に新たな息吹を吹き込みました。
このお城は大人ひとり10フラン(=900円くらい)で拝観することが出来ます。
館内のミニシアターではグリュイエール村とお城の歴史に関するビデオが上映されており、なんと日本語ガイド(ヘッドフォン)も用意されています。
スイスは驚いたことに、行く先々で日本語によるガイドが流れたり、日本語が書かれていたりします。助かる一方でちょっと興ざめ感もありましたが、いかに日本人の観光客が多いかということなのでしょうね。
ゆっくりとお城を見学した後は、お城から下ってきたところにある「グリュイエールチーズ」の工場を見学し、併設のレストランでお昼オニオンスープ、チーズとハムの盛り合わせなどを戴きました。
アクセスは決していいとは言えないようですが、今回はスイス在住の姪夫婦の案内でしたので、何の心配もなく行くことが出来ました。
因みに同行者は、姪夫婦と1歳の赤ちゃん、そして姪の母親(私の妹)でした。
訪ねた日:2013.11.28
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 1日
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2014/02/06
いいね!:6票
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