ラダックのゴンパ西の雄
- 4.0
- 旅行時期:2011/09(約14年前)
-
-
by カズさん(男性)
その他の都市 クチコミ:2件
レーから西へ100kmの場所にあるゴンパ(僧院)。
まず目を見張るのは、その外観だ。真っ白な壁、赤茶色の屋根や窓枠がまばゆいほど奇麗なのは19世紀にドグラとの戦争で破壊されたのを再建したものであるからだが、元の姿が立派なものでなければ、これ程のずっしりとした安定感をもって再建されることはあり得ないだろう。中でも私の心を引きつけたのが、本堂に隣接するチョルテン(仏塔)群である。大小18基もあるという中、とりわけ大きな2基はやはり近年になって再建されたものであることは明白だが、スノーライオンや孔雀のレリーフがあしらわれていたりして存在感は格別だ。
普通なら本堂が主役でチョルテンは脇役、というバランスが普通だが、このゴンパでは本堂とチョルテン群が言わば“双頭の鷲”の如く対等なバランスで存在している。
再建されたが故の真新しさということもあるが、このゴンパの外観の立派さは、これまで見た中でもかなりのレベルに達していると言えるだろう。ラダックのゴンパの「西の雄」と言って差し支えない。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.0
- レーから西へ100km。バスかトラックヒッチで行くことになる。
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 3.5
- 19世紀に戦争で破壊されたため、内部は平凡。
クチコミ投稿日:2014/02/02
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する