ガウディを可愛くしたような水色珍しい外観!聖アルジェベーティ青教会。
- 5.0
- 旅行時期:2013/03(約11年前)
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by Boa Viagemさん(非公開)
ブラチスラバ クチコミ:6件
教会に水色というだけでも珍しいけれど、絵本の世界のような可愛い外観。ずっと見てみたいと思っていました。欧州に多い荘厳な教会とは異なり、デザインが珍しい外観です。ぐるっと回って背面も見てみましたが、なかなか良いです。内部も一見の価値ありです。
どこかで見たことがあると思っていたら、ベルギーのミニ世界の建物群の中にあったのです。また、このアールヌーボー様式は、ハンガリーの建築家Edmund Lechnerエドムント・レヒナーによる設計で、彼がガウディにも影響を受けているのが感じ取れます。
1909-1913年に建築され、最初は青い色ではなく、灰色、黄色だったそうです。第二次世界大戦による爆撃でステンドグラスなど破壊されたのが、後に修復されて現在のような美しい青色になっています。
ハンガリーの王女から修道女になった聖エルジェベート(スロヴァキア語ではアルジェベーティ)にささげられています。入口の上にある直径2.6メートルのビザンチン風モザイク円形の中には彼女が描かれています。
外壁に使われているガラスやアルミニウム、ペイントによるモチーフは聖エルジェベートのシンボルであるバラをイメージしたものが多く、ハートの形にも見え、内部には星などが各所に配置されています。
ガイドブックにも旅行サイトにも、どれも「青の教会」とか、「ブルーチャーチ」と書いてあり、それでは地元の人に聞いても「知らない」とまで言われて、なかなか見つけられませんでした。
付近は一方通行でナビに拒絶されっ放し!(涙)
ブラティスラヴァに何度か訪れた後、友人を案内し、どうしても見たいということになり、必死に探しました。
旧市街の東の端にあります。
ドナウ川に沿った市電の走るドストエフスキー大通りからちょっと入ったところでした。EUROVEAショッピングセンターに行く方向でほんの少し市中心に戻るときに裏道を行けば良かったのです。
たとえ中に入れなくても一見の価値はあるかと思います。
モードリー・コストル・サヴァテイ・アルジェベーティと言います。
スロバキア語での本当の名前をちゃんと知っておけばもっと尋ねやすかったはずです。
旅行案内サイトに載って無かったのが残念。
案内サイトには日本語や英語ではなく、原語を載せることは大切ですね!!
Modry Kostol Svatej Alzebety 聖エルジェベートの青の教会!
(アクセント記号を入れても、4Tで文字化けするのが残念!)
URL: modykostal.fara.sk
開館時間など詳しくは観光案内所でお確かめいただければ幸いです。
ブラティスラヴァに関しては、以下のサイトが役立ちます。
http://visit.bratislava.sk/
Dobry Vylet! (ドーブリ・ヴィレット) 良い旅を!
Boa Viagem より
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- 旧市街から歩けます。川沿いのトラムの走るドストエフスキー大通りから来ると簡単。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 無料
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 観光客は少なめ。
- 展示内容:
- 5.0
- 外観も内部も可愛いアールヌーボー。
クチコミ投稿日:2014/01/02
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