【ワット アルン】派手さはないが美しい寺
- 5.0
- 旅行時期:2013/09(約12年前)
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by buzyさん(男性)
バンコク クチコミ:13件
10バーツコインにも描かれている、バンコクを代表する寺のひとつ。
ワット・ポーや王宮とセットで回ることが多いと思いますが、僕はこの寺が一番好きです。
渡し船を降り、仏塔を目指して歩いていくと、右手に巨大なヤック(鬼神)とモック(猿神)の巨大な像が立っています。
この奥に本堂がありますが、そちらへ向かう人は少ないです。
観光客には仏塔のほうが有名ですもんね。
そして仏塔の周りが有料エリアです。
4つの小仏塔に囲まれて大仏塔が建っています。
今年は天気にも恵まれ、青空にそびえる仏塔は本当に美しかった。
仏塔を登る前に、ぜひ周りを一周してみてください。
天気がよければ、光の当たり方によっていろんな表情が見られます。
入口から見て真裏が南にあたるのですが、こちらから見たタイの強い日差しに照らされた陶器のかけらが光輝く姿が忘れられません。
ガイドブックには必ず「三島由紀夫の「暁の寺」の舞台になった」と書かれていますが、実際に読んでいる人は少ないですよね。
そういう僕も、訪問時は「豊饒の海」4巻中2巻の「奔馬」を読んでいる途中。
(「暁の寺」は3巻)
帰国後に読み始めましたが、仏塔の描写と実際に見た風景がリンクして、より印象深い作品になりました。
仏塔の階段は狭くて急。
そして登った先にさらに急な階段が待ち構えています。
日本なら間違いなく立ち入り禁止にしているでしょう。
この階段が人生を表しているという説もあるようですが、妙に納得。
そんな苦労をして登った先から見るチャオプラヤ川の流れは心に染みます。
※2016年までの予定で改修工事を始めたようです。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2013/11/27
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