シュテーデル美術館の誇り、フェルメールの「地理学者」とレンブラント、ボッティチェリ
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- 旅行時期:2012/09(約13年前)
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by ハンクさん(男性)
フランクフルト クチコミ:7件
シュテーデル美術館を訪れたお目当てはフェルメールの「地理学者」とレンブラント、ボッティチェリである。この美術館はフランクフルトの銀行家ヨハン・フリードリヒ・シュテーデルの遺言により設立されたために、この名がある。1818年に開館、1878年に博物館・美術館の集積する現在地に新館を建てた。1937年の不幸なナチスの時代、「退廃美術狩り」によって、ゴッホの『医師ガシェの肖像』など油彩77枚と版画700点が宣伝省に没収された。1939年にはコレクションは戦争を避けるため市外に疎開したが、建物は連合軍の大空襲で完全に破壊され、1966年に現在の姿に再建された。
この美術館は通常10時~18時(除く月曜日)、水、木曜日は21時まで開館しており、フライトの限界までゆっくり鑑賞できる。入場料12ユーロは安くはないし、もちろん規模的にエルミタージュ、ルーブル、メトロポリタンやボストンと比較すべきではないが、いわゆる珠玉の作品が展示されている。ここには数少ないフェルメールの作品「地理学者」、ボッティチェリの「女性理想像」、レンブラントの「サムソン(シムソン)の目潰し」、作者は知られていないがティッシュバインの「ローマ、カンパーニュのゲーテ」、ゴッホ、ルノワール、マネ、モネその他印象派の主要作家の名作が並んでおり、見逃せない。なおストロボを使わなければ撮影は許されている。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2013/06/16
いいね!:4票
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