ラインランドの歴史を見続けてきた城砦
- 5.0
- 旅行時期:2013/04(約11年前)
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by kirstiNorgeさん(非公開)
コブレンツ クチコミ:4件
この城砦の中にラインラントと言葉と近代の歴史を示す展示がある。
ドイツ国内の博物館において歴史的な展示物を見たが、ナチスのハーケンクロイツを見たのはここだけである。
ラインラントとの言葉を聞くと、世界史の受験勉強で得た知識で思い出すのは、1936年におけるヒットラーによるラインラント西岸への進駐と再武装化である。唯一確実に第二次世界大戦を発生させずに、ヒットラーの政権を終わらせることができたのは、このラインラント西岸への進駐をフランスが阻止すれば良かったのである。
この城砦から、ドイッチェエックを見ることができる。ドイッチェエックに向かいその右側に星条旗が単独で掲げられており、その周辺には何の説明がない。このドィッチェエックのウィルヘルム一世の像は1945年3月にパットン将軍指揮下の兵により、破壊されドイツ人により再建されたとのことである。この辺の経緯は展示写真によりこの城砦内で見ることができる。
近代のラインラントの歴史を示す展示ではあるが残念ながら英語での説明がない。
ナチの残影を見ることができたのは、ここだけである。但し、後にフランクフルト市内で道を聞いた老人はハンガリー生まれのオーストリア人であり、ドイツ占領下のハンガリーから誘拐され、ドイツの新しい両親に引き渡されたそうである。今は白髪であるが以前は金髪碧眼であったことだろう。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 1.0
- 英語説明なし
クチコミ投稿日:2013/05/14
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