ダバオにもある日本人墓地
- 3.5
- 旅行時期:2013/02(約13年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
ミンダナオ島 クチコミ:9件
ダバオ市の西にあるミンタル(MINTAL)は、1900年代前半には日本人町があった場所。
多くの人がこの地に留まるようにという願いを込めて、漢字では民多留と当てられていたそうです。
ダバオの中心部からミンタルの町へは車で30分程度。
距離的にはそんなに遠くはありませんが、町を通る幹線道路から墓地方向へ入って行く分岐点には標識が無く、分かりにくいのが難。
町の中心部にある学校あたりで中高校生位の学生さんに聞くと、一生懸命教えてくれますよ。
ミンタルの町の分岐点から墓地までは車だと数分もかかりません。
道沿いに、墓地を囲む荒れたフェンス塀が続いていて、露店の花屋さんが数軒出ているのが目印。
墓地の入口に立つと、通路の一番奥に『在留先亡同胞霊塔』と彫られた石塔があり、その周辺に個人のものを含めた墓碑や慰霊碑、出身県の名を彫った石碑もありました。
今もお盆や8月15日の終戦記念日にはお参りに訪れる人も多いそうです。
ただ、墓地全体が日本人墓地になっているわけではなく、敷地の大半は土地の人々の墓碑で占められているようでした。
ミンタルより更に先のカリナン(CALINAN)の町には≪フィリピン-日本歴史資料館≫もあるので、併せて見て行くといいですよ。
東南アジア各国と同じように、フィリピンのミンダナオ島にもかつては日本人町があったのだと知るいい機会になると思います。
- 施設の満足度
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3.5
- アクセス:
- 2.0
- ダバオの中心部からミンタルまでは車で30分ほどと遠くはありませんが、墓地へ入って行く道が見つけにくいのが難。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 参観無料です。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 私たちが行った時には、墓地清掃の女性だけがいました。
- 展示内容:
- 4.0
- 現地の人々の墓碑に混じって、『戦争犠牲者の慰霊碑』などが残っています。
クチコミ投稿日:2013/03/14
いいね!:2票
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