風習・民族関連の展示が多く、お勧めの博物館
- 5.0
- 旅行時期:2012/01(約13年前)
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by ウェンディさん(女性)
ラパス クチコミ:12件
国立民族博物館は、予想以上に見ごたえがあった。
入り口近くの織物の展示では、ボリビア各地の織物が地域ごとに展示してある。展示物の下には引き出し式のケースがあり、中の織物に実際に手を触れることができる。ガイドの解説を聞き、時折質問をし、織物を堪能する。地域により、模様・色使いが全然違う。同じアンデスの民でもこんなにバラエティが豊かなのかと驚く。
土器のコーナーでも、各地の出土品が展示してある。ナスカの土器と共通する模様が多い。ペルーの海沿いの町のナスカとアンデス山脈を越えた内陸国のボリビア。その昔、交易があったのだろうか。また、土器のデザインは実用的な物が大半だが、神器に用いられたものには男女の交合デザインが非常に多い。大地の神パチャママは、多産の神でもあったため、パチャママに対する奉納土器にこのようなデザインが多いとの事。
今回は、ガイド付きの手配でラパスを見て回った。
自分一人でこの博物館を巡っていたら、さらっと見るだけで終わり、織物や土器についての詳しい知識は得られなかっただろう。
ラパスで時間が取れる旅行者の方は、ガイドの解説付きでの見学をお勧めする。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2013/03/14
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