学生はおしおき期間も大いに楽しんでいたようです。
- 5.0
- 旅行時期:2012/07(約13年前)
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by ゆりりんさん(女性)
ハイデルベルク クチコミ:24件
かつてハイデルベルク大学内は治外法権だったため、学生が街で問題を起こしても警察が介入できなかったそうです。そこで大学当局が造ったのが、自ら学生を処罰する「学生牢」。
街で騒ぎを起こしたり、酒場で小競り合いを起こしたり。そんなヤンチャな男子学生がお仕置きとして放り込まれるのがこの場所だったようです。
当時の学生の中では、どうもここに入るのは「名誉なこと」「カッコイイこと」とされていたとか。
閉じ込められる期間は、最低3日~長くて約1か月。
それだけの期間投獄されていて、学生の本分である学業はどうなるのだろう…と思ったんですが、牢屋のすぐ隣に大学の校舎があって、授業の出席には支障はなかったようです。
授業が終わると学生牢の管理人が赴いて、学生を学生牢に連れ帰ってきたとのこと。
入牢している当の学生達は、学生牢内コミュニケーションを結構楽しみながら牢屋生活を送っていたようです。
閉じ込められている間ヒマだったのか、牢内には落書きがビッシリ。
部屋の壁だけでなく、天井、廊下にもすき間なく描かれた絵、絵、絵!
牢獄生活どんだけエンジョイしてるんだよ!(誰か止めろよ…)
ドイツ語は読めませんが、きっと愛すべきくっだらないことばっか書いてあるんだろーなーというのが容易に想像できます。ドイツの男子学生可愛いな!
入場料3ユーロ。お値段以上に楽しめる、興味深い施設でした。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2013/03/06
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