韓国の高速バスはトイレがない。渋滞したらどうする?
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- 旅行時期:2012/10(約13年前)
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by fmi(ふみ)さん(男性)
ソウル クチコミ:52件
高速バス(コソッポス)は、韓国の中長距離の主役、だった。KTX開通やソウル都市広域電鉄拡充までは。
韓国の長距離バスは路線網が細かく、ソウルから大半の市や郡へ直通路線がある。大きく分けて高速バスと市外バスに分かれるが、今回は、高速バスについて。
江南の高速バスターミナルを拠点とし、至近の京釜高速道路の盤浦(バンポ)ICをゲートにわが国以上に緻密に敷かれた高速道路網で各地を結ぶ。バスは2クラスあり、優等バスと一般バス、さらに深夜優等バスがあるが、今は大半が3列座席の優等バスになった。わが国の中距離4列座席車に比べると格段に座席周りは広く、座席そのものも大きい(わが国の夜行バスより大きめ)が、座席そのものはビニル張りでわが国のようなモケッと張りではない。
長距離線では特に光州行の本数が突出して多く、逆にKTXが全通した釜山、大邱などは最近は減便されている。鉄道が不便な全州、清州なども本数が多いが、人口の少ない江原道へ向かう路線は、リゾートが多いのに充実してない。
座席は広いが、日本と違い、韓国の高速バスはトイレがない。そのため、長距離線は、途中高速道路のサービスエリアでトイレ休憩がある。韓国の高速道路のサービスエリアも、わが国と構造は全く変わらず、スナック類や菓子の販売も盛んに行われている。さすがにハイウェイオアシスのようなものはないようだ。
トイレがないので渋滞すると悲惨なことになる可能性あり。特に週末の夕方、ソウルに戻る路線は要注意だ。京釜道の新葛JCT周辺からソウル都心まで10km前後混む。私が以前、日本海側の江隆からソウルまで利用した時は、龍仁からずっと渋滞し、本来3時間半で行けるところが5時間近くかかった。バスよりやや高いが、少なくともトイレのあるムグンファ号が有難くなる時である。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用目的:
- 中・長遠距離
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 実は、鉄道(ムグンファ号)と比べると、さして安くはない。
- 利便性:
- 4.0
- 便利な路線と不便な路線の格差が大きい。
クチコミ投稿日:2013/02/17
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