アイト・ベン・ハドゥには有料と無料の二つの入口/無料から入るのが正解かも…
- 4.0
- 旅行時期:2012/12(約13年前)
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by ウェンディさん(女性)
ワルザザート クチコミ:3件
世界遺産のアイト・ベン・ハッドゥはアドべで作られた古くからあるクサル(要塞)。
入場は基本的には無料。
でも、入るときにちょっと気をつけて欲しいことがある。
それは、アイト・ベン・ハッドゥには、実はエントランス(入口)が2か所あるということ。
1つめは、新しくできたコンクリの橋のすぐ傍。
そしてもう1つは、川を渡るための土嚢がおいてある側。
私達は、町から歩いてアイト・ベン・ハッドゥへ行く道を1本間違ってしまい、出た川岸は土嚢でできた橋の場所。
その土嚢の橋を渡り終え、まっすぐ上がると、そこはには何故か料金所。おひとり様10DH。
確か、無料だったはず…と来た道を引き返し、川に沿って歩き、下流のコンクリ橋の方へ行く。
コンクリ橋のたもとには、ENTRANCEの看板があった。
有料の料金所のお兄ちゃんは、「向こうへ行っても10DH必要だよ」と後ろから大声で叫んでいたけれど、あの人を信じなくて正解。
下流側の入り口はもちろん無料。
一言付け加えると、10DHを必要とする料金所は詐欺ではない。
今も住んでいる人の住居の場所だけは、有料扱いになっているのだって。
でも、ガイドさん曰く、あまり大したことない…と。
だから、私たちは有料の方へは行かなかった。
無料の入口から登って、アイト・ベン・ハッドゥの上から見るクサルと赤茶けた大地の景色はとっても素敵。
アイト・ベン・ハッドゥの見張り小屋の場所からは、遠く地平線までが見渡せる。
その昔、夜になると見張り小屋には灯がともり、地上の灯台の役割を果たしていた。
そして、見張り小屋のもう一つの役割は敵襲の早期発見と、キャラバン隊を見つけること。
かつて、砂漠をラクダに乗った商人が歩いていたころ、キャラバン隊がやってくると、見張り小屋では歓声が上がったそうだ。
遠い異国の話を村人に運んでくれるキャラバン。
遠い国から国へと商品を運ぶ彼らの話は、千夜一夜物語。
アイト・ベン・ハッドゥのクサルには歴史がいっぱい詰まっている
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 展示内容:
- 3.5
クチコミ投稿日:2013/01/12
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