以前は東洋のウイーンともたとえられた町並み
- 5.0
- 旅行時期:2012/09(約13年前)
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by 熱帯魚さん(女性)
上海 クチコミ:365件
1933年から1941年にかけて、上海は3万人近くのユダヤ難民を受け入れました。虹口区の提籃橋地区の「無国籍難民限定居住区」には、かつて2万人近いユダヤ難民が暮らしていたといいます。ユダヤ人は、理髪店、靴帽子屋、衣料品店、パン屋のほか、バー、ルーフトップガーデンなどの娯楽施設を開設しました。現在の虹口区にある舟山路には、小型商店や小物を売る屋台などがずらりと並び、上海の新聞が「ミニウイーン」と呼ぶほどに異国情緒漂う町並みだったそうです。戦後ユダヤ難民は次々と上海を去り、住民は中国人に変わりましたが、舟山路一帯には、今もユダヤ人居住区だった建物が当時に近い形で保存されています。もう古くなってはいますが、以前ウイーンとたとえられたのが頷けるほど素敵な町並みです。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- 景観:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2012/09/18
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