仏教が生活に息づく国 ミャンマー チュタージーパゴダ
- 5.0
- 旅行時期:1996/08(約29年前)
-
-
by 梅干し純さん(女性)
ヤンゴン クチコミ:1件
今から15年ほども前になるが記憶を頼りに…
ミャンマーで事業を始めた知り合いがいた関係で
ヤンゴンを訪れることにした。
その方は仕事で忙しかったので
案内は彼の会社のアルバイトをしている
ヤンゴン大学の大学生がしてくれた。
名前はタンくんという。
まず訪れたのはこのチャウッターヂーパゴダ。
大きな涅槃像で有名だ。
パゴダは神聖な場所であるから
土足では入ってはいけない。
拝観者はみな裸足になる。
もちろん私たちも裸足に。
床はよく磨かれた石でできている。
ゴミひとつなく綺麗に掃除されている。
これも拝観者が行っているのだろうか。
祈っている人々はみなゆっくりと歩き静かに祈っている。
みな穏やかな表情だが、真剣だ。
シンガポールからマレーシア、タイと上がってきて
ここミャンマーに来た訳だが
そのどの国の人々よりもミャンマーの人は物腰が柔らかいように感じられた。
そしてどこか懐かしい気も。
ハッと気が付く。
表情や気質が日本人にも似ているって。
(勝手な思い込みかもだけど)
同じアジア圏とはいえ、距離的には結構あるのに不思議だ。
その後、タンくんは地元の市場を見せてくれたり、
屋台のごはんを食べさせたりしてくれた。
辛くて脂っこかったことを覚えている。
街中で籠の中の鳥を放つ屋台のようなものを見つけた。
放った鳥が神様へ祈りを届けてくれると考えていて
縁担ぎのようなものだという。
とても興味深かった。
タンくんとは
今でも手紙のやりとりをさせてもらっている。
民主化に向けて急速に動き始めているミャンマー。
「これからますます良くなりますよ!」
と最近の手紙にはあった。
敬虔な仏教徒ではない私だけれど
平和に民主化が進むことを、
チャウッターヂーパゴダの涅槃仏に祈りつつ。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2012/08/18
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する