鉄道も復旧し、訪れやすくなった安保観光地 臨津閣、都羅山
- 4.0
- 旅行時期:2009/07(約16年前)
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by fmi(ふみ)さん(男性)
その他の都市 クチコミ:4件
韓国から北朝鮮を眺められる所として、古くから有名なのは、同じ坡州市の板門店であるが、そこは、団体ツアーに申し込まなくては行けず、また、韓国人は訪問が出来ないところである。
臨津閣というのは、その板門店などの入り口とも言える所で、ソウルから来る高速道路「自由路」の終点、いわゆる民統線の直前である。韓国の国民はここから北へ行くには制限がある。
南北分断前は、ここを幹線鉄道である京義線が通り、遠く中国まで結んでいた。朝鮮戦争後分断されたこの線は、2002年に、ここ臨津閣(臨津江駅)を通り、民統エリア内の都羅山まで復旧した。このときから、ソウルから列車で、DMZを望む都羅山まで行くことが可能になった。以前から団体ツアーで半日観光として組まれていた、南浸第3トンネルなどをめぐるエリアである。
ただ、ここから先まで乗車するには、一旦この駅で下車し、パスポートチェックなどの手続きをし、1本あとの列車に乗らなくてはならない。その時に同時に申請すれば、安保ツアー(DMZを目の前に見れる)に参加できる。
列車は、大体1時間に1本は走ってるが、ここから先は本数が減り、安保観光が休みになる月曜日は運休する。2007年に、線路その物は、DMZを越えて北朝鮮の開城まで繋がり、1年間貨物列車が運行されていた。李明博政権下、それは中止されているが、政権が変われば再開される可能性もある。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 3.0
- 鉄道で行けるのは大きいが、各種手続きが面倒
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 鉄道で個人訪問する場合、かなり安く訪問できる
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 韓国人が訪問可能な数少ない安保観光地なので、韓国人訪問者で常に混雑する。
- 展示内容:
- 5.0
- 日本国内では絶対に体験出来ない
クチコミ投稿日:2012/08/04
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