負の歴史を知る上で、必見です!
- 4.5
- 旅行時期:2012/04(約14年前)
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by ノムチョアさん(女性)
アムステルダム クチコミ:9件
“女王の日”(=国民の休日)だったのですが開いていたので、たまたまアンネ・フランクの家に入ったら、、、これが今回の旅の中で、一番印象に残った場所となりました。
「アンネの日記」 は世界的に有名な文学作品だ、ということくらいは知っていましたが、まさかこのような境遇の中で執筆されていたとは...
3棟続く一番右端の棟が入口で、入るとすぐ切符売り場があり、各国版のミュージアムガイドが置いてあります。(もちろん、日本語も)
冊子になっていて、各部屋の説明がわかりやすく解説しているので、ロビーに座って少し予習をしてから中に入ることをお勧めします。
ユダヤ人だったアンネ・フランク一家を含む8人が ナチスドイツ軍に強制収容所に連行されるまでの2年間、香辛料の会社の3Fと4Fの隠れ家で、誰にも見つからないように、昼間は声をひそめて足音も立てず、水道もトイレも使えず、窓は閉め切って真っ暗な中での生活。
また外への憧れから、壁にはスターの写真や走り書きが残されています。
そんな彼らが生活した場所を後世に伝えることで、人種差別の悲惨さ、はかなさを写真やビデオを使って、また収容所に送られてからどのような最後をとげたかもパネル等で紹介しています。
見学している間、外の幸せそうな喧騒の音が聞こえてきましたが、過去の時代の過ちを二度と繰り返さないことを強く感じさせられた場所でした。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2012/07/16
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