中国最大の湖「青海湖」
- 5.0
- 旅行時期:2002/10(約23年前)
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by マンボウのお城さん(男性)
西寧 クチコミ:2件
西寧市から西へ約100キロメートルの場所に中国最大の湖である青海湖があり、この湖が青海省の名前の由来となっています。
青海湖の湖面の標高は海抜約3200メートル。面積が5,694平方キロメートルとも4,635平方キロメートルとも資料によって異なりますが、いずれにしろ中国最大の湖であり、内陸部にある塩湖としては世界で二番目に大きな湖です。
富士山の8合目以上の高さに琵琶湖の7倍以上の湖があるというのは驚きです。
また、ここには青海湖固有の黄川魚が生息していて、食べることができます。
名前の通り、青い湖面には、ゆるやかな起伏の大きな島といくつかの小さな岩礁がみえ、対岸の山なみがはるか遠くに翳んで見えます。
青海湖をとりかこむ丘陵地の豊かな草原には、高地のヤクの毛であんだチベット的な黒い家型のテントや円型の蒙古的な白いパオも立ちならんでいます。
青蔵高原は、中国西部の青海省から西蔵(チベット)自治区にかけての広大な山地で、南にヒマラヤ山脈がそびえています。
アジアの大河、黄河・揚子江・メコン河・ガンジス河・インダス河などはここから流れだしているんですよ。
青海省は青蔵高原の東北部に位置し、長江と黄河がいずれもここに源を発しています。
雄大な高原、湖、河川、原始森林、雪山、砂漠など日本では見ることのできない規模の自然が多く残っています。
特に驚いたのは、青い湖の果てには7,000メートル級の山が見えると同時に、目の前には砂漠が広がっているという不思議な光景です。
これは是非、中国通の方だけでなく大自然を愛する人にも是非、見ていただきたい風景です。
また、青蔵高原には、チベット族や、回族、モンゴル族、満族などが住んでおり、中国の中でも多民族地域なのも魅力です。
マンボウが会ったチベット族の女性の眼は、本当に最初は人間に見えないほど美しく澄んでいて、まるでガラス玉が入っているようでした。
マンボウも世界中いろいろ歩きましたが、間違いなく世界中で最も美しい眼をもつ民族が住んでいる場所です。
写真ではわかりませんが、実際に見たら驚くのは間違いありません。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 2日以上
- アクセス:
- 5.0
- 高所のため高山病にだけ気を付ければ、西寧の飛行場からも近く。これだけの大自然を堪能できるのは素晴らしいと思います。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 本当のチベットの自然を味わえるのはプライスレスですが、今ならまだツアー会社を選べばCPに優れたものがあります。
- 景観:
- 5.0
- 世界的に見ても、これだけの手つかずの自然は少ないと思います。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 星もアジアのすべての川の源も、独り占めしているほどの感覚に陥ります。
クチコミ投稿日:2012/06/03
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