クバールスピアン Kbal Spean

史跡・遺跡

聖なる地として人々の信仰を集め、皮肉にもポルポトの拠点ともなった。

5.0
旅行時期：2010/12（約15年前）

by あおいさん（非公開）

シェムリアップクチコミ：21件

その昔、聖なる地として人々の信仰を集めたクバール・スピアン。「川の源流」という意味を持ち、クーレン山の北東にその源流をもつ。彫刻はヴィシュヌ神、シヴァ神、シヴァリンガなどといったヒンドウー教の神々が描かれ、異様なまでの光景と、神秘的な趣は他に類を見ない。この地が川の源流としてだけでなく、特別な聖地と考えられていたことがわかる。 http://ww21.tiki.ne.jp/~access/cambodia/spot02.html

入口のレストランで３ドルの焼きそばと１ドルのコーラでランチして、一人ででかけた。４０分ほど山道を歩く。一人になることはなかった。でも人は多くない。ところどころ木に赤いマーキング。これから先は地雷撤去のための調査をしていないから、入っちゃダメよという印。ひゅ～。さらさらした砂地の道を歩き、途中大きな岩がたくさんあったり、緑を楽しみながら遺跡へ到着。そこにはロープが張られていたり、保護官のような人たちが３人。私が進みすぎると帰ってくるように指示あり。乾季なので今いち水が多くない。
所々乾いた彫刻が露出している。でも岩に彫られてまるで泳いでいるような神様は一見の価値あり。保護官が案内してくれて、隠れた小さな神様まで教えてくれました。少し降りたところに滝もありました。保護官はガイド料とるつもりだったんだと思うけど、彼は何も要求しませんでした。ありがとう。