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福建土楼の効率的な行き方

  • 4.0
  • 旅行時期:2011/05(約15年前)
マンボウのお城さん

by マンボウのお城さん(男性)

福建省 クチコミ:1件

福建土楼とは、中国福建省南西部の山岳地域にある、客家その他の人々による独特のかたちをした建築物で、客家土楼と呼ばれています。
初渓土楼群、田螺坑土楼群、河杭土楼群、高北土楼群、華安県の大地土楼群、洪坑土楼群、衍香楼、怀远楼、振福楼、和贵楼など、46もの土楼群が広範囲に点在しています。
個人で行く場合の起点となる「龍岩」まで、広州や深センから鉄道で行くことができます。
「龍岩」からは、「永定土楼民族文化村」行きのバスが発着しています。
時間は、約2時間かかります。
私は、6時30分頃バスに乗り込みましたが、多分7時少し前に出発したと思います。
「龍岩」着が早朝となる寝台車で行き、帰りも「寝台車」で帰る体力がある方なら、土日で行くことも可能です。
今回の旅は、まさにこのパターンでしたが、当初その計画では風呂に入れないため、「龍岩」で宿泊予定でした。しかし、土産屋のおじさんと非常に仲良くなり、そのおじさんの弟の食堂も利用させてもらったら、その弟さんが経営する食堂の2階のシャワーを利用させてくれました。なので、その日のうちに寝台車で戻ることができました。
皆さんも、この方法で現地日帰旅行が可能ですよ。
ちなみに「永定土楼民族文化村」から「龍岩」行きの最終バスは、16:35発です。
これに乗れば、広州行の寝台車に乗ることができます。
また、私はすべての荷物を寝台車に乗せていきましたが、自転車用の長めの防犯チェーンを買っておけば、どこかに繋ぐことができるため、熟睡できます。
また、「龍岩」駅には、荷物の預かり所があります。早朝や深夜、ドアは閉まっていますが、中で職員が寝ていますので、たたき起こして荷物を預かってもらいましょう。仕事なので、あくびをしながらもちゃんと伝票を書いてくれます。
また、個人旅行なので、車をチャーターして、ツアーではなかなか行けない田螺坑土楼群、河杭土楼群、塔下土楼群、高北土楼群、有名な裕昌楼、承啓楼を周遊してもらい、徒歩で永定土楼民族文化村の広大な土楼群全てを見て、ちょうど16:35の「龍岩」行きの最終バスに乗ることができました。食事、シャワーの時間も入れて、すべて土楼群の中の各楼を見る時間がありました。
注意点は、田螺坑土楼群は山の上に車を止めてくれますが、中を見るために山を下ると別の場所で待っていると指で場所を指定されます。行けるかどうか不安だと言いましたが、一本道だから大丈夫と取り合ってくれませんでした。
山を下って、中を見ているうちに方向がよくわからなくなります。結局、確かに一本道で待ち合わせ場所にたどり着けましたが、山道をかなり長い距離歩くことになるため、不安になることに変わりはないと思います。戻り方は、旅行記で詳しく紹介する予定ですので、しばらくお待ちください。また、初渓土楼群も有名ですが、ここは田螺坑土楼群と似ているので、土楼群や有名な裕昌楼、承啓楼が密集している田螺坑土楼群方面に行くことが、より多くの土楼群を短時間で見る方法です。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
一人旅
観光の所要時間:
2日以上
アクセス:
2.0
「龍岩」から2時間かけて「永定土楼民族文化村」へ行き、各土楼群へは車のチャーターが必要
コストパフォーマンス:
3.0
田舎なので物価は安いが、「永定土楼民族文化村」は非常に美しく整備されているため入場料は高い
人混みの少なさ:
4.0
春の雨季に行ったため、観光客は少なかった
展示内容:
4.0
「永定土楼民族文化村」だけでも十分な量の土楼群を見ることができる

クチコミ投稿日:2012/05/20

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