砂漠にできた驚きの墳墓群
- 4.5
- 旅行時期:2012/03(約14年前)
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by cypresscanadaさん(男性)
メディナ クチコミ:1件
まさに百聞は一見に如かず!
古代ナバテイヤ人の隊商都市遺跡、世界遺産マダイン・サレはサウジアラビア西部、ネブド砂漠にそびえたつ奇岩の中に、謎多きナバテイヤ人が築いたものである。
紀元前168年から紀元後106年ごろにかけて香料貿易で栄えたナバテイヤ王国の都市の名前が「マダイン・サレ」である。
ヨルダンのぺトラを首都としたナバテイヤ王国の南の行政・軍事・交易拠点であり、ぺトラを北の都市とすれば、ここは南の都市とされているのである。東京と大阪のような関係である。
マダイン・サレはサーレの町と言う意味である。サーレとはイスラム教の預言者の名前をさしており、神が人々を導くために預言者サーレを遣わしたが人々がそれを信じなかったために神が怒り、町を全滅させたという伝説があるようで、呪われた都として現地の人々は近づかないそうである。
巨大な奇岩をくりぬき、それぞれに文様が異なる神殿風の彫刻が施された岩窟墳墓が砂漠の中に132も残されており、その壮大な規模に驚かされた。
他にも祭壇やシーク、集会場、南アラビア文字と呼ばれる独特の古代文字なども残り、2000年前の古代ナバテイヤ人の世界に触れることが出来た。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2012/04/25
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