日本の霞ヶ関ビルよりも古く、不安定な地盤に建設された、当時画期的な高層ビルです。
- 4.0
- 旅行時期:2012/03(約14年前)
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by polodaddyさん(非公開)
メキシコシティ クチコミ:5件
ラテン・アメリカ・タワーはメキシコ市中心部のソカロ、Centro Historicoに程近い場所にあり、実は日本の霞ヶ関ビルよりも古い、でも当時ラテンアメリカで一番高い最先端の高層ビルでした。
霞ヶ関ビルを建てる前に日本の東京大学、建築学界なども調査員を派遣し研究した建物です。当時は日本よりもメキシコの方が近代的だったそうです。
実はラ米タワーやメキシコ市中心部ソカロ周辺はかつては湖の底でした。
地下の固い地盤まで30m以上パイルを打ち込まねばならないそうなので、そう行った悠長な事をするのを避ける為に、何とこのビルは釣りの浮きの様に泥の中に浮いています。安定させる為に大きな水槽の様な物が地中にあり、沢山の水の重さで安定していると聞きました。
しかし寄る年波には勝てず、またラテンの人達はメインテナンスが苦手なので内部はかなり古びています。
建築に興味がある方には必見の非常に特異な建築方法で、1985年の地震の際にも倒れずに今でも屹立しています。
- 施設の満足度
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4.0
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.5
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 景観:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2012/04/09
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