時間に取り残された広場
- 4.5
- 旅行時期:2012/02(約14年前)
-
-
by pioさん(女性)
ミラノ クチコミ:11件
ドゥーモォ広場から路地を少し入っただけなのだが、観光客が全くおらず人が時折通り過ぎて行くだけ。
中世の建物、商店?倉庫だったのだろうか・・と思わせる。しかし、左手奥は王立脱稿、手前はオシイ家の回廊、右手の赤い建物はラジョーネ宮。しかしながら、時間の流れに乗らずにずっと周りの変化を見続けていたのだろうな・・・と思わずには居られない空間。
ドゥオーモの近く、ミラノ経済生活心臓部にあるこの特色ある広場は、中世から17世紀当時のミラノ文化を代表する歴史的建築物に囲まれています。すなわち、ラジョーネ宮、通称パニガローラの家と言われるノタイ宮、王立学校、そして、オシイ家の回廊など。この回廊の中心にある「パルレラ」と呼ばれるバルコニーから法令や裁判結果などが発表されたのでした。この広場は、商人、職人、商店主の集まる場所であり、日々の商いの繰り広げられる舞台であり、この広場にあった商品の交換場所を囲んでいた6つの門や、隣接する通りなどには、その当時の主な職業の名前がつけられています。すなわち、アルモラーリ(武器職人)、スパダーリ(刀職人)、カッペラーリ(帽子職人)、オレフィチ(金細工職人)など。1921年には1583年に閉鎖された「公共井戸」がこの広場に返還されました。
住所: Piazza dei Mercanti 交通アクセス:M1 Duomo - Cordusio
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 景観:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2012/03/11
いいね!:1票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する