マドリードのシンボル的存在
- 5.0
- 旅行時期:2014/11(約11年前)
-
-
by MILFLORESさん(女性)
マドリード クチコミ:69件
シベーレスの噴水と共にマドリードを代表するモニュメントであるアルカラ門(プエルタ・デ・アルカラ Puerta de Alcala)。
いつも手入れの行き通った花壇で囲まれていて、優雅で美しい姿が見られます。
東側からアルカラ通りを渡れば、中央分離帯から門の綺麗な写真が撮れます。
中世の頃よりこの近くに同名レンガの門が存在していました。その頃はマドリードは城壁で囲まれ、この辺りはマドリードの東玄関でした。ここから出て街道を30キロばかり行けばアルカラ・デ・エナーレスの街があるので「アルカラ門」。
1759年、ナポリ・シチリアの王であったブルボン家のカルロスが、スペイン国王カルロス3世としてマドリードに入ります。王は古いアルカラ門が気に入らず、プラド通りの美化計画と共にアルカラ通りを拡張。1764年に古いアルカラ門は取り除けられ、1778年に今の姿のアルカラ門が出来上がります。
今でこそモニュメントとして存在している門ですが、出来上がった当初はまだマドリードの城壁も残っていたので本当に門の役目をしていました。5つあるアーチの真ん中を通れたのは王のみ。
門には
Rege Carolo III
Anno
MDCCLXXVIII
と書かれています。
スペイン語でもラテン語でもなく、ナポリ出身のカルロス3世に敬意を示してイタリア語で書かれています。
ローマ数字は1778年、門の完成年です。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- その他
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
クチコミ投稿日:2012/03/05
いいね!:2票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する