清潔感なし、技術も低い。残念。
- 1.0
- 旅行時期:2011/11(約14年前)
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by sakurさん(女性)
バリ島 クチコミ:1件
最終日に行きました。
某ガイド本「○○りっぷ」で「編集部イチオシ」などと、でかでかと紹介されていたので期待して行ったものの、本当に残念な気持ちにさせられました。
まず、迎えてくれた日本人の男性スタッフは清潔感ゼロ。
茶色い髪は伸びっぱなしでだらしなく、「スパ」と名のつく店にあまりにもふさわしくない風貌。
この時点で、「あ、やばいかも」と直感する。
説明も早口で非常に日本的(それを望む方もいるのかもしれないけど)。
せっかくゆったりとした“バリ時間”に体がなじんだのに、帰国直前に日本のせわしない時間感覚を突きつけられ、若干ゲンナリ。
ロビーのソファーやクッション、受付の机や椅子など、いちいちセンスがなく、清潔感もない。なんとなく浮かない気分で部屋へ向かう。
カップル用の個室に通され、ここではっきり「ああ、失敗した」と思う。
暗くて狭く、閉塞感でいっぱいの部屋。清潔感は感じられず、安っぽい。
旅行二日目に行ったスパが素晴らしかったため(しかもクイーン・ローズ・スパより格安だった)、違いがまざまざとわかってしまう。
ペラペラのベッドにうつぶせに横たわると、顔に当たるタオルが臭くて悲しくなる。
マッサージをしてくれたセラピストも、日本語を話せるのはいいが
ものすごく早口で、マニュアル的。バリの良さはまったくなく、聞いているだけで眉間にしわが寄ってしまう。
セラピストが未熟なのか、教育者が良くないのか、マッサージも痛いだけでまったく気持ちよくない。
「痛かったら言ってください」と言うけれど、ほとんどが痛いので、毎回「痛い」と言わなくてはならず、全然リラックスできない。呼吸も浅くなる。
ウェルカムドリンクも、施術後のジンジャーティーも美味しくない。
使用しなかったが、シャワーの脇にある石造りのバスタブもコケが生えるほど手入れがされていなくてびっくり。
これまでに日本を含め、バリ、ジャカルタ、タイ、インドなど色んな国や場所でマッサージを受けてきたけど、こんなにがっかりしたのは初めて。
今回はこのクイーン・ローズ・スパともう一つの二箇所しかスパを体験しなかったが、
何から何まで、二日目に行ったスミニャックのThe Spa at The Ulin(スパ・アット・ジ・ウリン)が圧倒的に素敵だった。こちらも「○○りっぷ」に掲載されていた店だが、比較するのも申し訳ないくらいの違い。
対応してくれたのはインドネシア人だが、日本語OKのこぎれいなマダム。きちんとメイクを施し、髪もきれいにセットしていて美しい。
落ち着いたロビーはモダンでハイセンス。座った瞬間から気分が上がる。ウェルカムドリンクのアイスティーも美味しくて一気に飲みほした。
施術をする個室は広々としたヴィラで天井も高く光もふんだんに入る。トイレもシャワーも広くて清潔。タオルだって変なにおいなんてまったくしない。
セラピストの日本語はたどたどしいものの、十分に意思は伝わるし、のんびりした感じで癒される。そしてなにより、テクニックが素晴らしく、心底癒された。
帰りは例の素敵マダムが何度も「ありがとうございました」と言って見送ってくれた。
ちなみに、この素晴らしいThe Spa at The Ulinは、パリニース・マッサージ(90分)×二人で、$80。
クイーン・ローズ・スパはまったく同じ内容(パリニース・マッサージ90分×2人)で$100。
予約をしたら10%OFFとかで、最終的に$90になったのがせめてもの救いか。
オーナーが違うだけでこんなにもサービスの質に差が出るんですね。
ちなみにクイーン・ローズの経営者は日本人だそう。うまいこと金儲けしているんでしょうけど、ほかのスパを自分の目で見てみたほうがいいと思う。そうでないと、見る目の厳しい日本人客は確実に離れていくでしょう。
バリで街のスパに行きたいと思っている人は、スミニャック周辺に宿泊して、The Spa at The Ulinに行くことをおすすめします。「最終日に行きたいから空港に近いスパを探している」という方も、最後にがっかりしたくなければクイーン・ローズ以外の店を検討することを強くおすすめします。
- 施設の満足度
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1.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 2.5
- コストパフォーマンス:
- 1.0
- 施術内容:
- 1.0
- 施設の快適度:
- 1.0
クチコミ投稿日:2012/01/09
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