青島ビール博物館 Tsingtao Beer Museum

博物館・美術館・ギャラリー

とても面白い博物館＆工場見学でした

4.5
旅行時期：2009/06（約15年前）

by 熱帯魚さん（女性）

青島クチコミ：13件

お酒はほとんど飲まないのですが、青島ビール会社の歴史に興味があり行ってきました。

まず入り口でチケットを購入し、青島ビールの歴史の展示から見ていきます。展示されている場所は青島ビール工場の早期建築でした。

青島ビールの前身は、1903年8月、ドイツ商人とイギリス商人の合資で創建された「日耳曼啤酒公司」です。1916年から1945年までは日本人の手にわたり、「大日本麦酒株式会社青島工場」として使用されていました。

5.4運動の後、中国政府が1922年に青島を回収した後も、ビール工場は日本人経営のままでした。この期間に、ビール工場拡大され、最高年間生産量は4663トンにも及びました。ここでは、「青島」「朝日」「麒麟」などのブランドのビールが生産されました。

そんな歴史背景の説明パネルとともに、当時の広告ポスターや写真などが展示されています。三ツ矢サイダーの広告もあって驚きました。

そのあとの工場見学では、創業当初に使われていた発動機や、日本人経営時代の発動機、発酵機械などが展示されているのを見ました。もちろん現在も使われている工場も見ることができました。

中国での工場見学は初めてだったのでとても面白く感じました。