張作霖、張学良の底力を感じる邸宅。
- 3.0
- 旅行時期:2011/10(約13年前)
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by ぱっしょんKさん(男性)
瀋陽 クチコミ:5件
清朝滅亡のごたごたにつけ込んだ張作霖が政府なき独自の支配を始めた満州支配の現場。
日本の力を利用して満州に力を伸ばした張作霖と満州に力を及ぼすために張作霖を利用した日本。
その思惑を腹に抱えて両者の会談場所になった現場。
日本にとって邪魔になった張作霖が乗った列車ごと爆破され、瀕死の状態で担ぎ込まれ、息を引き取った現場。
事件後すぐに張作霖が国民党の仕業と嘘を言ってお悔やみにやってきた日本軍使者を日本軍の仕業とすべて分かった上で冷ややかに張学良が使者を相手にした現場。
張学良が親日派の部下を拳銃で撃ち殺して、日本と敵対することを決めた現場。
100年足らず前に起った事件の現場がここ張氏帥府博物館の中にあります。
歴史を知っていればそれを感じ、知らなければ、その豪華絢爛さで張親子の当時の権力のすごさを感じることができるでしょう。
日本の中国侵略の第一歩の舞台となった場所でもあります。
日本人なら一度見て普段考えない歴史を感じてみるのもよいのでは?
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- 中街から歩いて行けます。中街までは地下鉄が通っていますのでアクセスはかなりよいです。
- コストパフォーマンス:
- 2.5
- ちょっと高いかな。趙一荻旧居と瀋陽金融博物館セットで80元。中の展示室が更にセットだと100元
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 広いこともあって人混みはあまり感じませんでした。
- 展示内容:
- 4.0
- 張作霖の権力が非常にわかる展示になっていてgood
クチコミ投稿日:2011/10/16
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