漢文化圏とチベット文化圏の境界
- 3.0
- 旅行時期:2009/10(約16年前)
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by まつしょうさん(男性)
青海省 クチコミ:1件
2009年10月4日、西寧から日月山を通って青海湖まで行ってきました。
朝9時、西寧のホテルを1日貸切りのタクシーで出発し、10時半頃、日月山の峠に到着。車で山を登っていく時、空気の感じが変わっていくのを感じました。
日月山は標高3,520m。空気の薄さを実感できます。ちょっと階段を登るともうハァハァいってしまいます。(高山反応に弱い人は要注意)
『唐の時代(西暦640年)、文成公主という唐のお姫様が吐蕃王国(チベット)の王に嫁ぐことになりました。文成公主は唐の都長安からラサに向かう途中、唐と吐蕃の境であるこの峠で、父母から贈られた日月宝鏡という鏡(長安の景色が映るという不思議な鏡)を見て思いっきり泣いたあと、宝鏡を山に投げて砕き、長安と決別し一生を吐蕃で過ごす決意を表します。ここからこの峠を日月山と呼ぶようになりました。』だそうです。
昔はこの峠を境として、東側は漢文化圏、西側はチベット文化圏の世界とされていました。実際、地理学的にも、外流区域と内流区域、季節風区と非季節風区、黄土高原とチベット高原の分界線であり、農業区と牧業区の分界線でもあるそうです。
このあたり、たくさん真っ白なヤクを引いたおじさんがいます。観光用で、客をヤクの背中に乗せ写真を撮らせたり、日亭の周りを一周したりして、お金を取ります。写真を撮るだけならタダでした。
天気が良ければ、まぶしい朝日と真っ青な空が美しいです。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- 景観:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2011/09/25
いいね!:3票
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