文成公主が唐に別れを告げた日月山
- 3.0
- 旅行時期:2008/07(約18年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
青海省 クチコミ:4件
西寧から青海湖へ向かう日帰り旅行では、必ずと言っていいほど立ち寄るのが青海湖の東岸近くにある日月山。
ここは7世紀に吐蕃に嫁いだ文成公主が、振り向いて唐の国に別れを告げたとされる場所で、車で行くと西寧から1時間15分くらい。日月山のチケットは25元。
左上の画像の門をくぐると、その先に公主の記念館になっている廟(左中央の画像)や公主の立像(左下の画像)があり、二つの丘の上に、日亭・月亭の二つの亭が立っています。(左下の画像の位置から見ると、左の亭が日亭)
廟は奥の方がこの時は補修中、立像は新しいものだったのでちょっとガッカリ。
廟の周辺に売店やトイレあり。ペーパーやウェットティッシュは必携。
あちこちで、画像右上のようなヤクに乗らないかと言う声が掛けられます。もちろん有料ですが、興味がある方はどうぞ。私が行った時にはヤクの写真を撮るのは無料でした。
周辺はなだらかな丘陵地に見えるのですが、このあたりは標高3500mあって、門を通り抜けて廟や立像を見ながら日亭・月亭へ上って行く坂や階段では高山病の症状が出る人もいるかも。水分はこまめに摂った方がよさそうです。私は普通の体力の持ち主ですが、この時は息が切れやすくなったので休み休み上って行きました。
駐車場は左上の画像の門の手前と月亭のそばにあるので、車を雇って行く場合は、できれば最初に月亭の方に行って降ろしてもらい、階段を下りて行くようにすると楽なんじゃないかと思います。
夏は紫外線が強いので、日焼け対策はお忘れなく。昼は半袖でもいいですが、朝夕はちょっと冷えるので長袖のトレーナーやジャケットを持って行くといいですよ。
月亭の先の丘には右下の画像のようなオボー(石を積み上げて木の枝や五色の旗を飾ったもので、チベット仏教では天に近い神聖な場所)もあり、その雰囲気と眺めは良かったです。体力とお時間に余裕がある方は行ってみるといいですよ。
私は西寧で車(サンタナ)を雇い、青海湖を一周する日帰り旅行の途中に日月山に寄りました。
この行程は約600kmで12時間。幹線道路はすべて舗装済みで快適でした。通行料・駐車料金・燃料費を含む料金は800元。各地でのチケット代などは自分持ち。
私の場合、青海湖の南側から西側にかけて時間を取りすぎてしまったので、最後に予定していた湖の北東にある原子城付近の原爆実験場跡地や博物館での時間があまり取れず、最後には疲れ果ててしまいました。
ジックリと青海湖周辺を見てみたい方は、青海湖西岸の鳥島あたりに一泊するのがいいのではないかと思いました。
- 施設の満足度
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3.0
クチコミ投稿日:2008/08/13
いいね!:5票
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