CHOEUNG EK(チェン・エク)村のキリング・フィールド
- 4.0
- 旅行時期:2011/02(約15年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
プノンペン クチコミ:12件
プノンペンの市街地から南西に12kmほど。一見のどかな農村に見えるCHOEUNG EK(チェン・エク)村には、ポル・ポト時代のクメール・ルージュによって大量殺戮が行われた場所(俗称:キリング・フィールド)があります。
キリング・フィールドと呼ばれる場所はカンボジア各地にありますが、このチェン・エク村が一番有名なようです。
映画の『キリング・フィールド』では、実際にクメール・ルージュの下で4年間強制労働に就いていた人物も出演しています。カンボジアの歴史に興味のある方は事前に見ていくと一層その悲惨さが分かると思います。
私たちはプノンペンでのホテルから→チェン・エク村→市内のS21(トゥール・スレン)までのルートをトゥクトゥクを雇って行ってみました。チェン・エク村での待ち時間を含めた料金は20米ドルしなかったと思います。
プノンペンのトゥクトゥクは、タイのバンコクのものに比べると座席が広くて快適です。その日のお天気によって、紫外線や埃、雨対策をしてからどうぞ。
プノンペン市内から約30分でチェン・エク村到着。道筋は簡単ながら舗装は出来ていました。
入り口前の駐車場で運転手さんと待ち合わせの手筈が済んだら、チケット購入。3米ドル。カンボジアでは米ドルが一般的に使われているので、無理にリエルに両替する必要は無いと思います。
見学時間: 毎日8:00~17:00
ガイドさんもいますが、私たちは雇わなかったので詳細は不明です。
敷地内のチケット売り場向かいに飲み物や記念品の売店、トイレあり。
CHOEUNG EK(チェン・エク)村のキリング・フィールドのサイトはこちら。http://www.cekillingfield.com/ (英語版) 歴史や、写真などの紹介があります。
敷地内に入ると、ここで掘り起こされた犠牲者の遺骨や衣服の一部を納めた記念塔、当時の遺構、犠牲者が埋められていたという穴を順番に回る通路が通っています。
ここだけでも2万人の人々が犠牲になったと言われているので、その穴の数の多さには慄然とします。
今も砕けた遺骨の散らばる場所があったり、子どもをたたきつけたと言われる木が立っていたり。誰もがその歴史の重さで厳粛な気分になる場所が続いていました。
最後には小さな博物館もあるので、さらに展示品やビデオも見学できます。先に入り口のチケット売り場で上映時間を確かめてから行くといいと思います。
●注: 遺骨などを納めた記念塔内は撮影可。博物館内の展示は撮影禁止でした。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- プノンペンの郊外南西12kmほど。トゥクトゥクで片道約30分ほど。
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 入場料3米ドルで、カンボジアの歴史の一端が見学できます。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- プノンペンに来る人たちが必ずと言っていいほど訪れる場所になっているので、大型バスが着くと記念塔内は混み合います。
- 展示内容:
- 4.0
- カンボジアの歴史の一面をうかがい知れる場所になっています。
クチコミ投稿日:2011/08/11
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