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青海湖の鳥島の観光について。

  • 4.0
  • 旅行時期:2008/07(約16年前)
SUR SHANGHAIさん

by SUR SHANGHAIさん(女性)

貴陽 クチコミ:1件

青海湖の西岸にある鳥島には見所が二つあって、一つは渡り鳥たちが営巣しているのが眺められる蛋島。
こちらは島と言っても陸から地続きになった草原で、トーチカのような観察設備から鳥たちの様子が観察できます。肉眼だと遠すぎるので双眼鏡を持って行くといいですよ。
気をつけなくてはいけないのは、鳥たちが見られる時期。以前、6月の上旬に訪れた時の蛋島には種類も数もたくさんの鳥がいて営巣していましたが、今回7月中旬に訪れた時には飛び立ってしまった後らしくて、ほとんど見られませんでした。

もう一つは崖から切り離された岩が島になっている鸕鷀島。鸕鷀と言うのは、日本語では鵜(ウ)のことです。
よくガイドブックなどで紹介されている、てっぺんにたくさんの鵜(ウ)が止まっている岩がそうです。
こちらでは7月中旬でもまだ鵜(ウ)が見られましたが、やはり6月より少ない感じでした。
こちらは崖に柵が設けられていて、島の上部しか見えないようになっているのが残念。島全体の姿を見るには、ボートを雇わなければならないのでは。

チケットは鳥島の入口となる小さな町の鳥島賓館で売られていました。
上記二つの見所と、入場したあとの電動車での移動料金を合わせて115元。
私は西寧から車を雇っていったので、鳥島賓館でチケットを買った後はそのまま車で16km先の保護区の外側まで行きました。この道は以前は砂利道でしたが、今回は快適に舗装されていましたよ。
あとは電動車で先に蛋島に寄ってから、次に鸕鷀島に移動するようになっていました。
夏は紫外線が強いので、日焼け対策はお忘れなく。昼は半袖でもいいですが、長袖のトレーナーやジャケットを持って行くといいですよ。
青海湖の湖面の標高は3200mくらい。高山病の症状が出る人もいると思うので気をつけましょう。水分補給はこまめにして、タバコを吸ったり走ったりするのは控えた方がいいと思います。

左上の画像: 青海湖の南岸方向から到着した鳥島の小さい町。左手に見えている大きい建物が鳥島賓館。鳥島観光のチケットはここで買います。この町にはこざっぱりと新しい食堂も並んでいるので、ここで食事するといいですよ。ただ気をつけたいのは食事の内容。お店の人が勧めてくるのは、青海湖周辺の特産物だという山菜やキノコ類、青海湖の湟魚ですが、これらは一皿100元以上します。普通のメニューもあるので、自分で見て予算によって決めるのがよし。
左中央の画像: 町にある鳥島への入口。ここでチケットをチェックされます。ブースの後ろに見えているように、最近出来たばかりのような小さい宿も何軒かありました。
左下の画像:町から16kmほど先の鳥類保護区の入口。外来の車はここまでしか入れません。トイレ有り。ペーパー、ウェットティッシュ必携。飲み物はあらかじめ買って行くのがいいですよ。
右上の画像:鳥類保護区内を移動する電動車。最後に戻って来る時、自分が乗ってきた車がいるとは限らないのでその時には別の車に乗せてもらいましょう。
右中央の画像: 蛋島への入口。数百mある通路の先にあるのが野鳥観察のトーチカ風の建物。この通路部分は徒歩で行きます。
右下の画像: 鸕鷀島の鵜(ウ)。このあたりの崖のうえからの景色がいいので、小道を辿ってみるといいですよ。

私は西寧で車(サンタナ)を雇い、青海湖を一周する日帰り旅行の途中に鳥島に寄りました。
この行程は約600kmで12時間。幹線道路はすべて舗装済みで快適でした。通行料・駐車料金・燃料費を含む料金は800元。各地でのチケット代などは自分持ち。
私の場合、青海湖の南側から西側にかけて時間を取りすぎてしまったので、最後に予定していた湖の北東にある原子城付近の原爆実験場跡地や博物館での時間があまり取れず、最後には疲れ果ててしまいました。
ジックリと青海湖周辺を見てみたい方は、この鳥島あたりに一泊するのがいいのではないかと思いました。

施設の満足度

4.0

観光の所要時間:
1-2時間

クチコミ投稿日:2008/08/15

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