ツィタデラの中にある10号棟博物館へは
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- 旅行時期:2007/09(約18年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
ワルシャワ クチコミ:9件
新市街地や旧市街地から遠くない場所に、ツィタデラ(要塞)に囲まれた10号棟博物館(元は政治犯を収容する監獄だった場所)があります。ヴィスワ川に沿って歩いて行けるので、画像の番号に従ってご紹介します。
?新市街地や旧市街から、ヴィスワ川沿いのWYBRZEZE GDYNSKIE通りに出たら、路面電車も通るグダンスキー橋方向へ行きます。(画像1)
?グダンスキー橋を通っている線路を渡って直進。(画像2) この辺は人通りが少ないので一人の方はご用心。
?次に見えてくるのは赤いツィタデラ(要塞)の壁と、それに沿って続く遊歩道。画像の中のおじさんと同じ方向へ行きます。(画像3)
?直進していくと、遊歩道が枝分かれしているので、緩い坂を上って行く左手の道を行きます。(画像4)
?坂の途中にあるゲートをくぐって行きます。(画像5)
?その先にあるのは≪死の門≫と呼ばれたツィタデラ内部の監獄への入口。中に慰霊のキャンドルや花が供えられています。(画像6)
注: ここに入ると右側に小さいゲートがあり、現在の10号棟博物館へと入って行けるのですが、それを示す標識が無かったのでご注意。このツィタデラは今も軍が使用しているので、間違って入って行っては大変だと思った私たちは、さらにこの場所から数百m先の所にあった別の門から内部へと入りました。(^^ゞ
?中に入ると、10号棟博物館の標識が出ているのでそれに従っていきます。黒い馬車が置いてある敷地の奥に見えてくるのが10号棟博物館。(画像7)
10号棟博物館までは、新市街地の新市街広場あたりからだと1kmくらいになります。
このツィタデラは、元々は1830年の11月に帝政ロシアの圧制に対する11月蜂起の後で、ロシアが1832年からたった2年で造った要塞だそうです。
現在のこの10号棟博物館は政治犯を収容する監獄として造られたのだそう。上記の11月蜂起の政治犯を収容したのが始まりで、その後も延べ4万人以上がここに収容されていたという内部を公開してしています。
見学無料、内部は撮影禁止。開館は水・金・土・日曜日9:00〜16:00。
監獄として使われていた部屋のほか、当時の囚人の遺留品、武器、写真などなどの資料が数多く展示されていました。
内部は薄暗く重苦しい雰囲気なので、一人で行くとちょっと怖いと思う人がいるかも。
http://www.muzeumniepodleglosci.art.pl/index.php?lang=en 英語版
- 施設の満足度
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4.0
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2008/02/16
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