ウィロウバンクのナイトライフツアー
- 4.0
- 旅行時期:2006/10(約18年前)
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by harukiさん(女性)
クライストチャーチ クチコミ:23件
マオリショーやキウィの見学ができるツアーで、急遽その日に申し込んだのですが、予約できました。
まずは中心地から車で15分ほどの所にある「ウィロウバンク」へ→。
18時半からマオリショーがスタートします。
最初に見学者を1箇所に集めて、マオリ民族とショーについて簡単な説明が行われます。
ショーは見学者も参加する形式なので、民族の儀礼などを説明されます。
代表者を1人決め、その人をこの集団の「リーダー」とします。
マオリ語を少々習い、さあツアースタート!
と言ってもいきなりその場で始まるわけではなく、とりあえずNZにいる野鳥を見学しながらゾロゾロと移動。
鳥の説明を受けているといきなり背後から大声が!
ビックリして振り返ると、マオリ民族の昔の衣装に扮した人々が!! 集団の真ん中あたりにいたのですが、この辺だと接近遭遇できるみたいです。
あー驚いた。
リーダーとナビゲーターの人が小高い場所に行き、儀式が始まります。
マオリの若者が葉っぱを落とすので、拾うか蹴るかするのです。
拾えば友好の印、蹴れば闘いの始まりです。
ナビゲーターのお姉さんは
「もし蹴ったら、(ツアー参加者の)男性は皆戦いを始めなければなりません。負けると食べられてしまいますよ。」
と言い、全員笑っていましたが、マオリは人食いの習慣を持っていた民族なのでこれは本当。
無事葉っぱを拾い、マオリの娘に歌で迎えられます。
リーダーが族長とあいさつ(お互いの鼻とおでこをくっつけるやつ)をし、宴に迎え入れられます。
マオリの娘の踊りや、ハカを間近で観るのは私も初めてで、これはけっこう楽しかったです。
ただ、見学者参加型な為、途中で否応なしに舞台に立たされました・・・。
「ポイ」という先に丸い飾りのついた紐を操るのですが、鈍くさい私は手元があわあわしていました。恥。
男性は「ハカ」をやりますが、ラグビーの試合前などに見られる威嚇のハカをやらせてもらえます。うらやましい!
その他歓迎のハカなど様々な踊りを見る事ができます。
マオリの人達に歌で見送られた後はひとまず夕食。
ビュッフェ形式のレストランですが、味はけっこうおいしかったです。確かけっこう高くもあった。
ちょっとしたハンギ料理もありましたが、ドでかいケーキなどもあったりしてやっぱりバイキングレストラン、という感じ。
食事の後はいよいよキウィ見学!
キウィを見られる所は何箇所かあるのですが、ここは柵越しに見られるというので評判の動物園なのです。
(普通はガラス越し)
20時を過ぎてようやく暗くなってきた園内を、懐中電灯を持って移動するのですが、外にいる鳥はちょっと見えづらい・・・暗いからね。
しかも見たかったクネクネピッグ(マオリが連れてきたという、ものすごいブッサイクな顔のブタ)がもう寝てたし・・・。
昼間来れば見る事はできますが、キウィが夜行性なのでそれだと見れないのです!あぁ・・・。
キウィの檻は小部屋の中にあって、柵も低いもの。
触ろうと思えば触れる距離にヤツラはいますが、触ってはいけません。写真もダメ。
昔フラッシュを使って写真を撮ってしまい、ショックでキウィが死んでしまった事があるそうです。
羽もなく(狩猟されやすい)、小心者(?)な上に、卵はポッサムに割られるわで数が激減してしまったわけです。
キウィの大きさというのは、だいたい鶏程度。の割りに卵の大きさは鶏の卵の3~4倍くらいあります。
そんなでかい卵で出産に体力を使い果たす為か、卵を暖めるのはオスの仕事なんだとか。
おでこの辺りに触覚があり、長いくちばしの先には鼻の穴がある、なんとも妙な鳥。
私は見るまでは「キウィってかわいいんかい?」と疑っていたのですが、暗闇の中を走り回る(意外と動作が機敏)キウィはものすごくかわいい!
これは一見の価値ありです!!しかも是非、間近で見れるウィロウバンクで!!
かわいいキウィを拝んだ後は、キウィの天敵であるポッサムを見る。
ポッサムはオーストラリアから運び込まれた動物で、NZでみるみる増えてキウィの卵を壊すなどした為、NZでは嫌われている動物らしい。
ハリネズミ同様、その辺で見ることもできるし、よく車に轢かれてもいる。
ポッサムの狩猟も行われており、お土産屋にはポッサムセーターやポッサムの敷物なんかもある。
ちなみにオーストラリアでは狩猟禁止動物。
目がクリクリしていて、非常にかわいい。
- 施設の満足度
-
4.0
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2007/11/27
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