盧溝橋と併せて、中国の日本観を知るためにも是非。
- 5.0
- 旅行時期:2007/05(約19年前)
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by ぐるめぽちさん(男性)
北京 クチコミ:5件
中国旅行達人さんで車をチャーター(1日(9時間)550元)して、雲居寺と石経山、北京猿人の周口店を寄った後に妻と2人で立ち寄りました。
「中国人民抗日戦争記念館」は盧溝橋の近くにあります。盧溝橋に隣接する城の中にあり、1時間くらい入りました。他社(特に日本の旅行者)のツアーでも、旧日本軍の良くない所業が明らかにされていることもあり、盧溝橋には寄っても、ここには寄らないことが多いですが、日本人なら、是非見た方がいいと思います。
第二次国共合作による抗日戦線の状況のほか、旧日本軍の暴虐行為を示した写真や展示物などもあり、目をそむけたくなる箇所もいくつかありますが、中国では、戦前の日本についてどのように教えているか、その一端がわかるかと思います。中国の黄金週間初日(5/1)で休みであり、教育的な面もあるのでしょうか?、中国人の親子連れも目立ちました。
この建物の展示物については中国語の説明文があるだけで日本語はもちろんのこと、英語の説明文すらありません。(せめて英語の説明文くらいつけて日本人を含む外国人に見せるようにすべきだと思います。もしかしたら欧米人に見てもらいたくない記述があるのかもしれません。)
なお、中国の村を襲った日本軍の兵隊を村民の中に紛れていたゲリラ部隊がやっつけるシーンを人形で再現したものがやっていましたが、最後にゲリラが日本の兵隊に逆襲して完結する場面では、集まっていた中国人は皆、歓声をあげて喜んでおり、その場で日本語を話すことは非常に憚られました。
という訳で、抗日運動である五・四運動のあった5月4日や盧溝橋事件があった7月7日など抗日関係の記念日に「中国人民抗日戦争記念館」へ行かれるのはあまりオススメしません。
- 施設の満足度
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5.0
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2007/05/12
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