海のシルクロードの基点、泉州市の≪海外交通史博物館≫
- 4.0
- 旅行時期:2007/03(約19年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
福建省 クチコミ:24件
海のシルクロードの基点として栄えた福建省の泉州は、マルコポーロの『東方見聞録』では≪ザイトン≫と呼ばれてその繁栄振りが伝えられていました。
今の泉州市には、その当時の面影を伝える≪海外交通史博物館≫がありますよ。
新しく大きい館内には、泉州湾から引き上げられた宋の時代の沈船に残っていた品々、中国各地で使われていた船(帆船、小舟、筏…なども含みます)の模型や実物、その航路図…などなどが展示されています。
海外交通史と名が付くだけあって、その当時は外国との往来・交易が盛んだったのがよく分かりました。
展示品は、ロビーホールにある船の模型以外は撮影不可で残念。
別ホールには、泉州一帯から発見・発掘された石碑、墓碑、石像が並んでいました。中国語や仏教様式の物に混じって、外来の言語や宗教様式で刻まれた物も多数。それらを見ると、泉州が当時の国際都市だったのが一目瞭然。
泉州に滞在することがあれば、行ってみてもいい所だと思います。
所在地:泉州市 東湖路 番地は書いてありませんでした。お隣は≪泉州刺桐(ザイトン)飯店≫。
見学:チケット10元、開館8:30~17:30
画像はこの博物館の外観で、チケットからとったもの。
- 施設の満足度
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4.0
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2007/04/19
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