中国古代4大名橋の一つ≪洛陽橋≫
- 4.0
- 旅行時期:2007/03(約19年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
福建省 クチコミ:24件
泉州は、マルコポーロが『東方見聞録』の中で≪ザイトン≫と呼んだ福建省の街。その市街地から東へ10kmほどの洛陽江の河口に架かる≪洛陽橋(別名・万安橋)≫は、北京の盧溝橋、河北省の趙州橋、広東省の広済橋と共に中国古代の4大名橋の一つと言われています。
泉州近郊を回ることがあれば、ここにもちょっと寄ってみては?
私は泉州の別の観光スポットとしてご紹介した≪崇武古城≫からの帰りに寄ってみました。泉州からのタクシー料金は、待ち時間も含め≪崇武古城≫と往復で180元の言い値でした。
1053年から6年の歳月をかけて造られたとのことで、修復が重ねられた現在は長さが830mほどで、幅が7mほどということです。
この橋の基礎部分の石組み接着には生きた牡蠣を付着させて強度を上げたのだそう。画像左上のように筏型の基礎の上に築かれた構造が目を引きました。橋に使われた石材は、この辺の特産の花崗岩。元々なのかどうか、橋はまっすぐではなく、多少湾曲していました。これも花崗岩でできた欄干には獅子の彫像もありましたが、橋の本体に比べて新しいような気がします。
惠安県側の橋のたもとには右上の画像のような橋の守り神らしき石像が一対あったり、橋の中間点には画像右下のような石塔もあって、お参りする人も多いらしくお線香が立ててありました。
最近まで、自動車もこの橋を通っていたらしいですが、今は橋の保護の観点から通行禁止。(自転車などの二輪車はOK)
惠安県側の橋のたもとにチケット売り場がありましたが、この時だけだったのかどうか閉まっていました。
- 施設の満足度
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4.0
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2007/04/18
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