シェーンブルン宮殿
- 評価なし
- 旅行時期:1996/05(約30年前)
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by 秘湯マニアさん(男性)
ウィーン クチコミ:1件
ウイーンの真ん中にあるシェーンブルン宮殿は黄色で統一された美しい宮殿である。その内部も当時のものが残っていたりして興味深い。シェーンブルン宮殿は広大さではフランスのベルサイユ宮殿に及ばないかもしれない。でも、ヨーロッパで広大な領地を誇ったハプスブルク家で、最も栄えていた時代の女帝マリアテレジアが住んでいたお城である。このマリアテレジアの末娘がマリーアントアネットで、アントアネットが住んでいたのがベルサイユ宮殿である。こういうことを知ると、ヨーロッパでの王家の関係が見えてくるのではないか。
ハプスブルク家は神聖ローマ帝国皇帝で、今のオーストリアとハンガリーを主たる領地とし、スイス、ドイツ、そしてスペインに至るまで領土としていた広大な帝国である。スイスが悪代官と戦って独立を勝ち取ったのは、このハプスブルク家の代官だったのである。
ヨーロッパを旅する時には、このような中世の領土関係を予備知識として持っていると行く先々で興味が湧いてくる。
- 施設の満足度
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評価なし
クチコミ投稿日:2006/08/04
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