ヴロツワフ国立音楽フォーラム Narodowe Forum Muzyki / NFM
劇場・ホール・ショー
3.11
施設情報
クチコミ(1件)
1~1件(全1件中)
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吊り天井などが可変で残響調整ができる、カトヴィツェの新ホールと並ぶポーランドが誇る最新のホール
- 5.0
- 旅行時期:2019/11(約6年前)
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ヴロツワフ国立音楽フォーラム(Narodowe Forum Muzyki / NFM)
このホールは、デザイン、音響... 続きを読むともに優れ、2015年に完成した新しいホールである。茶褐色の建物はモダンながら風格がある。そして、手前の広場には大きな地下駐車があり、美しいガラスの出入り口が配置されている。
この広場には著名音楽人のプレートが敷いてあり、作曲家のペンデレツキや指揮者メータ、ガーディナー、エッシェンバッハ、スクロヴァスキが並んでいる。
このホールを初めて知ったのはベルリンフィルの国外公演記事(Facebook)で見かけた時であった。そこで、新築のよさげなホールだな、と目をつけていた。今回は残念ながら大ホールでの演目には日程があわなかったが、大ホールをちょっと覗いてみた。シューボックスながら丸みを帯びた客席は視認性に優れていそうである。また、吊り天井などが可変で残響調整ができるらしい。カトヴィツェの新ホールと並んでポーランドが誇る最新のホールなのだろう。
小ホールでは室内楽のコンサートがあったので、こちらでフルートとチェンバロのトリオを聴いた。大ホールは地下1階だが小ホールは上階にあり、どことなく練習部屋とも思わせる折りたたみ椅子を配置しただけの小ぶりな部屋だったが音響は悪くない。
演目の半分は現代音楽であり、幽玄なフルートの音色を楽しんだ。演目のもう半分はヴィヴァルディ等であり、中世の色彩が色濃く残る街を散策した後だったので、時代を彷徨うような浮遊感を味わう気がした。独奏のイタリア協奏曲は弦を爪弾くような2楽章の音がたいへん美しい。この演奏をした「はにかみ屋」のピアニストが思いのほか良かった。
詳細はコチラ↓
https://jtaniguchi.com/wroclaw-artmuseum-music/
閉じる投稿日:2020/11/07
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ごーふぁーさん