ブルージュで毎年キリスト昇天祭の日に行われている宗教行事です。概ね5月の開催で、2018年は5月10日でした。ブルージュ市...
続きを読む民約3000人が中世の衣装を着て街を練り歩きます。12世紀にフランドル伯がキリストの聖血の遺物を持ち帰ったことが由来となっており、14世紀から行われているそうです。
ユネスコの無形文化遺産にも登録されているイベントなので、ブリュッセルからの列車やブルージュ市内が恐ろしく混むんじゃないかと思い、また午後は市内の観光スポットやお店がことごとく閉鎖するらしいので(市民が皆イベントに参加するため)旅程計画時にルートからブルージュを外したくらいだったのですが、当日になって気まぐれを起こして行ってきました。
午前中は観光客が参加できないミサなどが行われており、行列がスタートするのは15時、ザンド広場から。ちょうど15時くらいにブルージュ駅前に着いたら、駅前は閑散としていました。ちなみに列車も特に混んでいませんでした。
その後聖母教会の前で人だかりを発見し、行列を見学。そこで30分程見学してイベントは終了したと思いきや、マルクト広場へ向かう途中でまた先頭から遭遇しました。一列で町を練り歩いているから、運がいいと(?)何度も遭遇するようです。市民参加のイベントなので、見学者の中に知り合いを見つけて手を振っていたりしてほのぼのとした雰囲気。衣装や小道具は凝っていて、中世風メイク(肌を浅黒くして日焼けや汚れを再現?)も。演奏、演技、歌などもあります。馬を始めとした動物が多数参加するので、行列が通った後には糞が残され臭い。
行列が終わってマルクト広場に入ると、スタジアムのような座席が設置されていました。街中のあちこちに設置されている席は予約制ですが、席が無くても立って見物できます。
マルクト広場の飲食店などは普通に営業していたので、食事には困りませんでした。
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投稿日:2018/06/30