初めて、ブラジルの中の「アフリカ」と呼ばれる、南米北部(バイーア州)のサルバドール。
サルバドールのサンバは、ブラジ...
続きを読むル三代カーニバルの1つの1つです。
この街は、ブラジルに宗主国:ポルトガルがこの地に着いた際に、この街がブラジルの首都だった時代もあります。ただ、それは大昔の話。
今のサルバドールは、よく言えばクラシック、悪く言えば汚く治安が悪い薄汚れた街がそこにはあります。南米大陸は南半球に当たるため、北の方が暑く、サルバドールも常夏に近く...まあ、暑いところは、汚い...は致し方ないかもしれませんね。
さて、そんな場所なので、旅行会社を通し、ツアーガイドをつけて、市内観光をしました。その際に夕食の場として案内されたのがこのレストランです。
サンフランシスコ教会の前にある観光客用で、ポルキロ(グラム単位で量り売り)のお店です。バイキング方式で自分で皿に料理(野菜から肉、果物、デザートまで)を盛りレジで重さを量ってから支払います。
ここの目玉は、前に舞台があり、そこで「アフリカンダンス」や「カポエラ」のショーを見ながら料理を楽しめるところです。
カポエラというのは、アフリカから連れて来られた奴隷が、主人にはダンスと見せかけて、実は格闘技で、いつでも逃げられるよう、戦えるよう鍛錬していたものが、いまに引き継がれているバイーア州発祥の『ダンス武道』です。
イタリアやドイツの移民が多く、白人のばかりのブラジル南部とはだいぶん異なり、ここはやはりアフリカだぁ~と実感するには、十分なひと時を過ごせます。
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投稿日:2020/05/29