バリ島北部、ロビナ郊外のバンジャール・テガ村の山あいの川のほとりにある温泉施設です。
ウブドで車を一日チャーターし、...
続きを読む宿泊していた【ジャティルウィ】まで迎えに来てもらったその足で、バリ島北部方面へ観光に行った際に、【ブヤン湖】等でピクチャーストップをした後、ここへ行って、実際に入浴してきました。
実は、この日の観光スケジュールは、当日に北部方面へ行くと言う事を決めただけで、あとは時間と相談しながらの行き当たりばったり状態だったのですが、たまたま、この日はスーツケースを車に積んでいた為、水着もタオルも持っていたので、とてもラッキーでした。そうでなければ、サロンとスレンダンは用意していても、水着やタオルなんて用意していなくて、きっと入浴なんてできなかったでしょうから・・・。
12時半頃に駐車場に到着し、水着やタオル等、最低限必要な荷物だけを持って車を降り、まずはチケット売り場でチケット(5,000ルピア)を購入。
チケット売り場から温泉の入口迄の通りには、お土産物店が並んでいて、入口の看板には『AIR PANAS BANJAR(バンジャール温泉)』と書かれていました。
日曜日だったせいなのか、場内は、結構、賑わっていましたが、私が見た限りでは、明らかに観光客だと思われる方は一組だけで、あとはローカルの方ばかりでした。
そして、個室の更衣室(無料)で水着に着替えて、鍵付きの木製ロッカー(3,000ルピア)に荷物を預けて、いよいよ入浴タイムです。
温泉と言っても、日本の温泉とは違った雰囲気で、バリ・ヒンドゥー教寺院の水浴場をプールにした様な感じで、天然温泉らしいのですが、バリ人の方にとっては源泉のままだと熱すぎる為、源泉を水でぬるめているのだそうです。
場内は、森林浴効果もありそうな、豊かな緑に囲まれていて、上下二段になった温泉プールと打たせ湯があり、下段の広い温泉プールの深さは1~2mで、お湯は乳緑色に濁っていました。
男性は水着姿、そして、女性はTシャツ姿で入浴している方が多く、皆さん各々、思い思いに楽しんだり、くつろいだりしていらっしゃる様でした。
実際に入浴してみると、底はヌルヌルしていて、予想していたよりも、お湯はぬるかったのですが、外気温が高いので、ほんの少し浸かっただけでも汗は出てきました。
打たせ湯では、順番を待っていると、ローカルの方が笑顔で場所を譲ってくれて、お湯に打たれてみたところ、お湯に勢いがあって、それなりに痛かったので、打たせ湯としての効果はきちんとありそうでした。
ガイドさんに待ってもらっていると言う事もあり、ゆっくりもできないので、三ヶ所の温泉をさらっと一通り楽しんだ(と言うよりも、体験したと言う感じですね)後、上がる事にしました。
温泉プールの横には、水を浴びる場所があったので、私も利用しましたが、ローカルの方は、そこで石鹸やシャンプーを使用して、身体や髪の毛を洗っていました。
また、私は利用していませんが、場内にはレストランや売店等もありましたので、ゆっくりと過ごす事もできそうです。
今回は時間的な事もあって、かなり慌しかったのですが、日焼けの事や時間を気にしないで済むのであれば、もっとゆっくり入っていたかったと言うのが、正直な感想ですね。
トータルで僅か50分程の短い温泉体験でしたが、ここならではの独特の雰囲気も楽しめて、温泉が大好きな私にとっては、満足のいくひとときでした。
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投稿日:2013/06/13