コヨアカンとはコヨーテの街の意味だとききました
ここは、高級住宅地だそうです
フリーダカーロ美術館(フリーダの生家+ア...
続きを読むトリエ)別名青い家
ディエゴリベラとフリーダカーロのアトリエ(それぞれ独立した別棟の構造)
そしてこのレオントロッキー博物館が見所です
死者の日の後、ホテルで英語の話せるドライバーのタクシーをチャーターして1日かけて回りました
料金は、チップ入れて800ペソ(当時は1ペソ11円)でした
ついでに、ドロレスオルメド美術館とバラガン設計の家も2箇所回ったので安かったと思いました
レオントロッキーはロシア革命のレーニンのもとでソ連の共産党の行動理論の基本を形成した人物です
レーニンの死去後はスターリンとの権力争いに敗れ、粛清を恐れ世界各地を逃げ回ります
最後は、メキシコ共産党の幹部であった、あの壁画画家のディエゴリベラの助けでメキシコに亡命します
ディエゴリベラ夫婦はトロッキー夫妻をコヨアカンの自宅に住まわせ歓待します
間も無く、ディエゴリベラの妻であるフリーダカーロはトロッキーと不倫関係に入ります
不倫関係の清算もあり、トロッキーは500m東に新居を構え引越しします
フリーダカーロは自画像の作品がありますが、その一枚に婉然と微笑み、手にはトロッキー宛のメッセージを持つ自画像があります(米国ワシントンDCの女性美術館蔵)
この、油絵は引越しの時に置き去りにされていたと言います
トロッキー博物館はフリーダカーロ美術館のあと見学しました
同じエリアにありながら、何か別のところというか寒々とした印象がしました
トロッキーの自宅が博物館になっています
スターリンに刺客はマシンガンでこの自宅を襲撃しますが、トロッキーは運良く難を逃れます
その後、ここは要塞のように改装されます
部屋ごとの鉄の扉は10cm位ありました
その後、トロッキーの秘書の恋人になりすましたスターリンの刺客は
書斎で仕事中のトロッキーを背後からピッケルで惨殺します
この殺人者はモスクワに帰った後、レーニン勲章を貰っています
この話はアランドロンの映画「暗殺者のメロディー」の原案だと聞いた記憶があります
ここは、単独で行かれる必要はないと思います
フリーダカーロ美術館に行かれたら、お寄りになることをおすすめします
また、フリーダのファンの方であれば、彼女の作品の理解の参考になると思います
閉じる
投稿日:2015/07/27