リューネブルガーハイデは、北ドイツのニーダーザクセン州の北東部に広がる荒地(ドイツ語ではHeideという)で、8月初めから...
続きを読む9月の初めまで、赤紫色のエリカの花(イギリスのヒースと同類)が見ごろになるというので、私達は8月15日から16日にかけて公園の中心となる村ウンデロー周辺を観光しました。ハイデの中は、シーズン中はハイデシャトルという無料のバスが運行していますが、バスの本数は2時間に一本程度と少なく、5つある運行コース(Ring-1~5)はすべて時計回りのみの一方向。そのため、最寄りのリューネブルグからハイデシャトルで往復すると、ハイデの中の行動時間が2時間くらいしかないことが判明。そのため、私達は前日にハイデシャトル(Ring-3)が通るHanstedtという村のペンションに宿泊し、翌日朝にRing-3でウンデローに入り、夕方にシャトルでリューネブルグまで戻ることにしたのでした。朝一番のシャトルで行ったせいか、ウンデローからの馬車にもすんなり乗れました(一人往復20ユーロ)。ただし出発まで満席になるまで30分くらい待たされました。馬車は、ウンデローからWilsede(ヴィルゼーデ)まで40分ほどかけて走り、Wilsedeで40分休憩後、ウンデローまで戻ったので、全部で2時間ほどでハイデの中を観光することが出来ました。馬車でウンデローまで戻った後、13時25分発のRing-2のシャトルに乗り、Egistorf KircheでRing-5のシャトルに乗り替えて、その日の午後にはリューネブルグまで戻りました。13時25分を逃すと、あとは16時26分と18時25分のバスしかありません。馬車の出発までの時間ロスを考えると、ウンデローからの馬車での往復観光には、最短でも3時間は必要で、13時25分発のバスに乗れたのはほんとうにラッキーでした。普通なら16時26分まで待たないと帰れないと思います。リューネブルグからHanstedtへ行くのも、鉄道とバスの乗り継ぎが必要で、バスの本数も少なく、かなりたいへんでした。ハイデ観光やハイデ内でのトレッキングは、ツアーに参加するか、レンタカー利用がよさそうです。
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投稿日:2023/09/19