私共は12年ぶりに香港5日間の旅(‘07.11/28?12/2)に行ってまいりました。
香港が英国から中国に返還されてか...
続きを読むら、もう10年です。
一頃(1997年香港返還時に)、心配された治安も良いようで、昔はよく見かけた乞食の姿も少ないように思えました。
クリスマス時期に入る、この時期は香港の一番良い時期だと思う。
香港島の中心・金鐘駅までMTRに乗る。
今日は香港島の裏側にあたるStanleyスタンレー(1845年当時の英国の長官名)=赤柱やRepulse Bayレパルス・ベイ(しばしば海賊が侵入し、これを当時の英国海軍が撃退Repulseしたことから名がついたとか)=浅水湾や香港島の天辺The Peakに登る予定である。
金鐘駅を出て、バス停にいたフィリピンのアマサン(香港の家庭で女中さんとして働いている出稼ぎの女性)にスタンレー行きのバスの番号No.6を教えてもらって、10時2分発の二階建てバスに乗り込む。二階席からの街中や海の眺めを楽しみながら、狭い山道を結構なスピードで走るドライバーの腕の良さに感心しながら、そのスリルを感じつつ、終点のスタンレーまで凡そ40分の道のりである。
レパルス・ベイまでバスで戻る。
香港を訪れるとやはり、ここに来たい。香港の雑踏、喧躁から離れた浅水湾・・・その白い砂浜の海岸に向かって建てられ、ヴィラ風の瀟酒な姿を誇っていた旧レパルス・ベイ・ホテル・・・今は、正面部分のみが昔日と同様のイメージで甦ったヴェランダ・レストランである。
映画“慕情”(原題は「Love is a many splendored thing 恋はすばらしきもの」・1955年の米映画で映画も主題歌も大ヒットした。)で有名なレパルス・ベイの“The Verandah Restaurantヴェランダ・レストラン”も健在でした。
ここでは昼食を予定していたので、噴水の傍を通り、石段を上がり、古いドアーを押す。『予約をしていないが昼食をしたい』と言うと、正面に向かって左手の窓辺の席に案内された。
南支那海に面した大きな窓はかるく開いて、気持の良い風を招き入れている。ヴェランダと称するこのレストランはコロニアル風の趣むきあるレストランで、天井も高く、横長の回廊のような形だ。たいへん好ましい雰囲気がある。
まず青島ビールで喉を潤して、昼食のセットメニューを見る。
好物のビーフ・ストロガノフがメインにある。私は前菜をダックの胸肉にサラダ添えに決め、家内は前菜の代わりに葱とジャガイモのスープを。
メインは二人ともビーフ・ストロガノフをお願いする。
デザートは二人ともチョコレートケーキにバニラ・アイスクリーム添え。
コーヒーで締めて、ゆったりとした、楽しい昼食は終了です。
香港を代表するペニンシュラホテルの経営だけに、納得する味とサービスを提供する。(12?14時:806.4香港ドル・11,585円)
昼食後は中庭のテラスやお店を散策する。古き植民地時代そのままの風情を楽しみました。
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慕情「Love is a many splendored thing 恋はすばらしきもの」
https://youtu.be/VP6sbDPB8cw?t=16
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投稿日:2015/09/27