台湾鉄道の特急の上り電車について

Question

特急電車の上りで、区間車の料金で乗って連結部にずっと立ったまま台北まで行くというのはやってはいけないんでしょうか。台中や台南あたりからこんなことは絶対にやってはいけないでしょうが、板橋から明らかに長距離移動しなさそうな人が自強号に乗り、そのまま連結部に立っているのをよく見かけます。

モボ１０１ · Answer

以前は、台北を挟む西部幹線の松山－板橋間が特別扱いで、自強号も含むどの列車にも同じ運賃で乗ることができました。今は、悠遊卡などのICカードが使える区間内なら、無座（座席指定はない）扱いで区間車の料金で自強号や莒光号に乗ることができ、ICカードによる1割引も適用になります。ただし、自強号の場合は距離が70kmまで、カーブで車体傾斜式の車両を使用する太魯閣号、普悠瑪号には無座の設定がないため乗れないという制限があります。

> 板橋から明らかに長距離移動しなさそうな人が自強号に乗り、そのまま連結部に立っているのをよく見かけます。

以前は板橋からでしたが、今は悠遊卡等を使えばもっと先からでも区間車の運賃で自強号に乗れ、JRの特急の指定席とは扱いが違い空席があれば座れます。その座席番号の切符を持った人が乗ってくれば交代すればよいのです。

まあちゃん · Answer

ハイぺリオンさん、こんばんは。腰の調子はどうですか。貴方みたいな臺灣通の方が何を聞いているのでしょうか。臺灣は日本と違っておおらかな国ですので細かくは言いません。５月１８日に新竹から悠遊カードで自強號に乗りました。空席に座って臺北まで帰って来ました。悠遊カードで乗れる区間は検札も有りませんので連結部にいなくても空席が有れば座ったら良いのです。但し指定券をお持ちの方が来られたら席を空ければ良いのです。２２日の早朝に太魯閣號で玉里まで行きましたが悠遊カードで乗れる範囲を超えると検札が来て切符に穴を開けてましたよ。

kyon2 and ku- · Answer

區間車チケットで自強號などの全車座席指定制列車に乗車することは、現在は一律に禁止されています。
罰則的運賃徴収制度があり、自強號乗車であれば乗車駅間自強號運賃の1.5倍が徴収されます。

ただし悠遊カードやiPASSなど、四種の交通プリペイドカードで改札を通り降車時に精算する場合に限り、區間車だけでなく、無座票(立ち席券)販売対象の全車座席指定制列車にも「立ち席」で乗車することが許可されています。
無座票が販売されない列車は、太魯閣號・普悠瑪號・団体列車・観光列車等であり、これらの列車に交通プリペイドカードで乗車した場合は、次の停車駅で降ろされるとともに乗車駅間運賃の1.5倍が徴収されます。

2011年に瑞芳駅と基隆駅－台北駅－新竹駅間で適用が始まった、この交通プリペイドカード利用近距離客への優待制度は、順次適用範囲が拡げられて現在は全路線で利用が可能になっています。目撃された板橋駅での乗客は利用者でしょう。

交通プリペイドカードで乗降した場合の運賃は・・・
■乗車距離70km以下まで→區間車運賃の１割引
■乗車距離70km超の場合は次のふたつを加算した運賃
　(1)70km分は區間車運賃の１割引
　(2)70km超分は自強號運賃
・・・という計算で、降車時にカードを検票機にかざしたときに引き落とされます。
例えば新竹駅から台北駅まで乗車した場合(乗車距離78.1km)
(70km×1.46元×0.9)+(8.1km×2.27元)＝92元＋18元＝110元
※自強號の正規チケット及び無座票運賃は177元ですから、差し引き67元のお得。あまり利用者はいないでしょうが、高雄駅から西廻りで台北駅までこの制度を利用した場合も同様に67元のお得。

なお無座票扱いでの乗車時に「空席があれば正規チケット購入者が現れるまで座っていても構わない」というのは、あくまで台湾社会の慣習であり、それを認めるような台鐵の規則は存在しません。

鉄道 (台湾鉄路) Taiwan Railway

台湾鉄道の特急の上り電車について

回答（3件）

前の質問

台北から瑞芳までの指定席の予約

次の質問

台湾鉄道チケット予約後の発券について