マルタからナポリへの移動

回答日：2024-03-20

(1)で問題ないと思います。

LCCとFSC、人によってはレガシーキャリアとの違いは年々縮小し、今や多くのFSCがLCC化しています。さらに、ボロボロになって消滅したアリタリアから縮小された路線とかを引き継いだITAは今のところ、旧アリタリアの悪評を払拭できるまでには至っておらず、仮に同じ路線を飛んでいても(2)>>(1)とは程遠いでしょう。（3）は有り余る時間があるか、鉄道大好き人間であるか否か次第でしょう。

あくまで(1)=Ryanairを前提としますが（後述のようにこの前提は崩れます）、(2) や(3)の（1）にはない利点は、ベースがあること。航空機の場合、機材に不具合があれば飛べず、修理をします。しかし、部品が現地にあるとは限らず、また修理できる人材や設備がない場合もあります。そのような時に、基地となる空港から代替え機材を回すことは十分あり得ます。それが（1）にはできない。またLCCは機材の都合や需要が見込めない場合は、欠航した方が損害が少ないので、簡単に欠航します。さらに、特にLCCは一台の機材が早朝から深夜まで休まず働くことで、収益を上げるので、どこかで一度躓くと、その影響が加算されながら拡大します。

実際のフライトを見てから検討するべきでしょう。
FR 1723 Operated by Malta Air MLA NAP 1010 1130
・フライトとしては理想的な時間帯。
・Malta AirはRyanair傘下ですが、政府も参加していてこの島をベースとする会社です。
・問題があるとすれば、最低料金の倍は必要で、この価格で乗れるのは、身軽に買い物（島には食料からしてほとんど地元のものがない→これが食事の不味い理由）にでる地元民くらいで、日本からの観光客は、20kg check-in bagが付くPLUSにしないと無理でしょう。4月下旬で€51.98。

同じ日でAZなら、
16:55 MLA 1 ストップ　22:35 NAP
他は翌日なので没でしょうし、NAPにこの時間帯に着くのはよほど現地慣れしていないと無理です。宿に着くのは翌日です。荷物を預けられるのは、JPY 39,790 ECONOMY CLASSICなので、

7月なら（他の他の月は見ていません）、
11:35 MLA 1 ストップ　18:55 NAPでJPY 21,600 ECONOMY CLASSICがあり、少しはマシだが、やはり無駄が多すぎる。

と言うことで、（1）を敢えて選択しない理由はほとんどないと思われます。ただし、7月だと€86.98まであがります。ハイシーズンだからでしょう。B737-800の機材で4−4とかなら（収納不可能）なら避けますが、LCCでも3-3なので少なくとも横の幅は他と同じです。

価格だけでなく、時間と荷物を鑑みても、（1）以外を選ぶ理由はないと思います。強いて（2）を選ぶとすれば、怖いもの見たさでしょう。恐らく、新生AZに乗ったことのある日本人はそう多くないので、イタリア好きの人間の飲み会なんかで、AZ搭乗体験で話題提供はできると思います。